【評価】ルバートアンドコー(RUBATO)の解説と長財布徹底レビュー

【評価】ルバートアンドコー(RUBATO)の解説と長財布徹底レビュー

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ネットで爆発的に売れているL字ファスナー長財布を手掛けるルバートアンドコー。今回はそのルバートアンドコーのこだわりに迫ってみたいと思います。

 

 

直営店も取扱店も無く、商品も1点のみということでその部分で大きく減点となりましたが、財布自体は高評価となりました。おそらく財布を実際に入手してレビューしているのは当サイトだけです。

 

※商品提供は受けていません。自腹購入です。

RUBATO&CO.(ルバートアンドコー)とは?

 

ルバートアンドコーは、革小物を企画・販売する日本のブランドです。「時を、遊ぶ」というコンセプトのもと、良いものを飽きずに長く愛用できるアイテムにこだわって商品を生み出しています。

 

このこだわりとは、大きく絞って3点が挙げられます。

1.素材

素材は日本の皮革メーカー「栃木レザー」を採用しています。栃木レザーとはベジタブルタンニン鞣しのヌメ革で、日本最高峰と称されるほどの実力。

 

原皮の段階から表面の脱毛、厚みの慣らし、染色、乾燥、風合いなど約20もの長い工程を丁寧に時間をかけて行います。その革の特性は強靭であり、また、年月を経てエイジングを楽しめるものになっています。

 

また、天然由来成分の加工で環境に配慮されているのも、現代ではより評価されるところでしょう。

2.制作方法

ルバートアンドコーの商品は愛知県知多郡にある革工房「エル・パソ & TLW」が一貫して手掛けており、栃木レザーの裁断・パーツの加工、縫製から仕上げまで、すべて手作業で行われています。

 

ひとりの職人が時間をかけて作っており生産量は限られているため、ルバートアンドコーの商品は予約販売制・現在4か月待ちとなっています。

3.企画力

ルバートアンドコーの商品を初めて目にしたとき、多くの人がその斬新なデザインに驚くと思います。「財布とはこうあるべき」といった普遍的概念を覆す発想力を持っているのです。大手革小物メーカーや老舗ブランドでは思いつかないであろうアイデアがこのブランドにはあります。

 

 

その理由は、このブランドがプロダクトとして生まれているから。デザイナー、ミュージシャン、モデル、カメラマンなどが集結したクリエイトチーム「BLACKMAN」がプロデュースし、製品作りからマーケティングに至るまでの全てを行っています。

 

異なる肩書を持つクリエイターたちが集まって、固定観念に捉われることのない財布が生み出されているのです。

 

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SMITH "カードが立つ" 日本製 栃木レザー 長財布

 

ルバートアンドコーは今回レビューする長財布で「Makuake」のクラウドファンディングに参加し、2600万円もの支援を受けました。この支援額はクラウドファンディングサイト財布部門でNo.1になったほど。リリース前より消費者の期待値の高さを感じさせてくれます。

 

クリエイティブ集団「BLACKMAN」の放つ財布とはどのようになっているのでしょうか。こだわりのポイントを振り返りながらチェックしていきます。

■ 素材感

 

解説でもご紹介したように、こちらの財布には栃木レザーが採用されています。

 

栃木レザーが完成するのに要する期間は約1か月。また、そのうちの3分の2の期間は、アカシア系の樹木、ミモザの樹皮を原料にした植物由来樹脂のタンニンに漬けられなめされるのだそう。ゆっくり、じっくりと皮の内部構造を整えることで、丈夫で長く使える上質な革を作り出しているのです。

 

栃木レザーは染色にも特徴があります。革の内側まで色を入れる「芯通し」をすることで、使用していくなかで避けられない細かなキズ・えぐれなどができてしまっても、色の差や違和感が少なく済みます。

 

見た目は毛穴が小さくマットな質感ですが、光の加減では控えめなツヤ感もあります。ほとんど気になりませんが、シワや血筋などのナチュラルな姿も残しているのが印象的です。
触り心地はさらっとしているものの、革の内側にはしっかりと油分を蓄えているような風味も感じられます。

 

 

財布に裏地はなく、革の裏側がむき出しの状態になっています。ここには革の下処理段階で「ふのり」という天然糊料をコーティングしているとのこと。この処理のおかげで革裏の毛羽立ちを抑え強度が増すそうです。手で撫でると革裏特有のざらざらした感覚は少なく、革にハリが出て薄い革パーツもパリッとしています。

■ カードスタンド

 

この財布の大きな特徴がカードスタンドです。一般的な財布のカード入れは、「仕舞う(片づける)」目的でカードスロットが装備されます。しかしRUBATO&CO.の財布は「立たせる」ことでカードを収納するのです。

 

仕組みはとってもシンプル。一枚の革パーツに10枚のカード差込口を作り、両隣の革に縫い付けて留めています。この差込口に縦入れでカードを差して使用します。

 

カードスタンドパーツの中央には谷折りでクセがつけられ、財布の口を開けたときに大きくマチが開いて各カードが見渡せる構造です。
コインスペースを中点として左右に2か所計、20枚を収納できるようになっています。

 

 

カード差込口は長方形の角丸で、厚みに余裕がありスッと入れられます。ただ、カードの革パーツが折り畳まっていると入れにくく感じるため、革パーツをフラットに張りカードと差込口を垂直にして入れるとスムーズでしょう。

 

クレジットカードやキャッシュカードにエンボス加工されているものは、まれに差込口の革の厚みにカードの凹凸が引っかかってしまうことがありました。無理に口を閉めても引っかかりは解消しないので入れ直す必要があります。

 

ただし、この現象はカードを何度も入れて数十回に一回程度のものでした。カードを入れる場所によっても起こりにくさは変化するようです。

 

また、財布中央を軸としてカードが表に見えるように入れると引っかかりにくく、判別しやすさも増します。

■ 札・コインスペース

 

札・コインは中央に集約しています。

 

コインスペースは口が開いた片マチ式でたくさん入り、出し入れも簡単です。試し入れの段階でコインが少ない場合は、財布を持ち歩いたときコインが動いているのが気になりますが、お札やカードをしっかり入れて口を締めると両サイドからコインがしっかりホールドされるので気になる事はありません。

 

札スペースはL字型財布にならうようクリアファイルのような形状になっており、コインスペースを利用して2箇所に分けて収納できるようになっています。

■ ファスナー

 

ファスナーはYKK4号。軽いタッチでスムーズに動きます。真鍮カラーのため落ち着いた印象で、かつ経年変色が分かりにくいのも良いでしょう。

 

ツマミには財布と同色の革が取り付けられ、持ちやすさ・動かしやすさをサポートしてくれます。

■ 縫製

 

縫製は等間隔できれいです。針穴の大きさと縫製糸の太さもぴったりで、不自然な隙間やつってしまっているということもありません。

 

よく動かす部分や強度が欲しい場所、縫い終わりなどはダブルステッチで補強されており安心感があります。

 

この美しい縫製は職人技によるもの。一般的には電動ミシンが使われることが多い中、より扱いの難しい足踏みミシンが採用されています。職人が感覚を確かめながらスピードを調整し縫製が進められるので、これだけ美しいステッチが出来上がるのです。

 

足踏みミシンは扱いに慣れていないと使いこなすことができません。職人が鍛錬しているのをまざまざと感じさせてくれます。

 

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【総評】

画期的なデザイン、革質、仕上がりのクオリティなどトータルして考慮しても19,800円という価格はお得です。クリエイターが手掛けているアイテムならば、価値を上乗せされてもおかしくないところ、良いものを長く、手に入れやすい価格帯にしているのに好感が持てます。

 

 

購入時のパッケージには、品質保証、取扱書、ケア用クリーム・クリーナー、そして職人から手書きメッセージが添えられていました。商品に責任を持ち安心して長く愛用できるよう心遣いされていることに感動します。

 

往復送料を負担すればメンテナンス料は不要。ここまでアフターサービスが手厚いのは自信のある商品である証で、ユーザーを思っての対応で素晴らしいです。

 

設立年 2020年
主な価格帯 22,000円
年齢層 20代〜60代以上まで
しかも男女問わない
製造地 日本
品質 高い

 

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