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全面にオイルたっぷりのプルアップレザー使用したL字ファスナー長財布です。
財布のコンパクト化が進む中でも長財布が欲しい方向けに『小さい長財布』というコンセプトで制作したところ大ヒット。
コンパクトでありながらある程度の収納力を実現し、そして価格が13,333円という魅力的な財布です。
【タイプ】L字ファスナー(長財布)
【外装】プルアップレザー(欧州産)
【内装】プルアップレザー(欧州産)
【価格】13,333円(税込)
ハレルヤは、2014年創業の革製品を製造・販売等を行う日本の会社です。
高品質な革製品を身近なものにしたいという思いから、日本製のブランドに引けを取らないクオリティを追求し、幅広い年齢層に受け入れられるシンプルなアイテムを展開しています。
ハレルヤの製品の大きな魅力は企画力です。ユーザーのニーズを汲み取った仕様は大変工夫されており、他のブランドにはない独自性を感じます。
素材はモデルごとに最適な革を厳選しており、オイルをふんだんに染み込ませたプルアップレザーのほか、栃木レザーなどの国産革モデルもあります。こだわりの素材とデザインは職人の手によって丁寧に仕上げられ、完成度の高い革小物が生み出されています。
ハレルヤは、クオリティの高い商品を低価格帯で提供していますが、それを実現したのがクラウドファンディングへの参加です。ハレルヤの思いをユーザーに知ってもらい賛同を得ることで柔軟な資金調達・製品化を可能にしました。
※ TIDY2.0は3924万円もの資金調達に成功しました
ハレルヤ製品を直接手に取って見てみたい場合、西日本を中心に取り扱い店が5店舗あります。近くで見ることのできない方は、当記事のレビューを参考にした上でオンラインストアでの購入を検討してみて下さい。
クラウドファンディングで大きな反響を得た長財布「TIDY(タイディ) 2.0」をレビューします。
この財布、発売前の話題性だけではなく実際に購入したユーザーからの評価も高いそう。ハレルヤ代名詞モデルの人気の理由を探っていきたいと思います。
素材は外装・内装ともに牛革のプルアップレザーを使用しています。プルアップレザーとは、オイルをたっぷりと染み込ませたレザーのことで、柔軟性と耐久性があります。
この革の特徴は、使用していくごとに革の中のオイルが移っていくこと。折り曲がる部分や縫製周り、内側の収納の具合などで圧力のかかる部分が白くなっていきます。
ふいにつけてしまったキズなども白い跡ができてしまいますが、表面を指で軽くなぞると元に戻るためケアしやすいともいえます。
また、プルアップレザーは使用していくうちに徐々に革色が濃くなり、艶が出てしっとりとなめらかな質感へ変わっていきます。
革のまだら模様と濃淡の変化で奥行きと表情が出ていくので、エイジングの愉しみをもたらしてくれるでしょう。
TIDY 2.0は商品名に「小さな長財布」と名付ける通りコンパクトな財布です。
横幅サイズが17.2cmと一般的な長財布より2〜3cmほど短くなっています。数字で表すとたった数cmと思われがちですが、実際に比較すると見た目が大きく異なります。本当にお札を折らずに収納できるのかと疑うほどの短さです。
カバンに入れても邪魔にならず、またジャケットやパンツのポケットに入れても頭が出にくくすっきりと収まります。
コインスペースを中央に配置し、左右のスペースの片側が片マチ仕様の札スペースになっています。
見た目のコンパクトさから窮屈な仕様ではないかと疑念を抱いていましたが、お札を横から滑らせるように入れ込みマチにひっかけるようにすると余白もできました。
横は短くとも、縦幅はしっかりと長さを確保しているおかげでファスナーにお札が噛んでしまう心配もありません。使い勝手を考慮したサイズ感であることが分かります。
札スペースにはベロが備え付けてあるため、種別の整理も可能です。小ささを追求するならばパーツは少ないほうが良いのでしょうが、物理的に整理整頓を促すこのパーツは使ってみることで良い仕事をしていると実感できます。
小さな長財布を実現する上で工夫されているのがカードスロットです。一般的な長財布は横入れで二列配置されていますが、TIDY 2.0は縦入れの仕様になっています。
革をずらしながら折り重ねるように作ったスペースを2箇所と、革をあえてふくらませて重ね入れできるようにしたマチ付スペース1箇所を左右2面に配置。また、コインケース側面片側にも2箇所収納スペースがあります。
かなりの枚数が入れられるので、カード保有枚数の多い方にも満足できる収納力です。
特にマチ付スペースは十数枚は入るため、診察券やポイントカードをまとめて入れておくのに最適でしょう。
コインケースは財布の横幅いっぱい、上部が開いた形状です。
深さは2分の1あたりまで底上げしてあるため収納力はやや劣りますが、指が底まで届き必要なコインをさっと取り出せるようになっています。
蓋のない仕様ですが、L字ファスナーを閉めればホールドされコインが飛び出すことはありません。実際に財布を振って開けるを繰り返しましたが問題ありませんでした。
TIDY2.0にはキーポケットが備わっています。
鍵を持ち歩くときは無くさないようキーホルダーをつけている方も多いと思いますが、財布に収納することで荷物を減らせるうえ紛失と持ち忘れを防げます。
3つのスペースがあるため、家の鍵のみならず自転車の鍵や書庫の鍵なども収納できます。
両面のカードポケットの奥、再背面はフリーポケットになっています。
カードスロットの革が柔らかくしなりが良いため、マチのないスペースでもスリムタイプのスマホがすんなりと入ります。その他には通帳やポケットWi-Fi、エチケットタブレット、ボールペンやメモ帳などを入れても良いでしょう。使用用途が広く使い勝手抜群のスペースです。
ファスナーはYKKの5号。革パーツを取り付けるためのDカンがついたファスナーです。後付けのDカンとは違ってつなぎ目がないため、強度が高くパーツが外れることはありません。動きも非常にスムーズです。
ツマミはメインの革と同色のプルアップレザーが取り付けられています。幅は約1cmあり、指にしっかりフィットしますが、柔らかい革のため耐久性にはやや不安が残ります。
外装はバランス良くひと目ひと目きれいに縫われています。内装は一部つっているような箇所はあるものの、全体的に丁寧に処理されている印象です。
縫い糸は革色と同系色を採用し、革色そのものを楽しめるようになっています。
株式会社ハレルヤはコンセプトごとに7つのブランドを展開しています。そのうち、とりわけ人気の高いブランドがHallelujahとJAPAN FACTORYです。
先ほどレビューした財布はHallelujahです。
Hallelujahは高品質なアイテムを低価格帯で展開する20代から30代をターゲットにしたブランド。ハレルヤ製品を使ってみたいという方や本格派革小物は初めてという方にやさしいビギナー向けと言えます。企画やデザインは日本ですが、コストを抑えるため海外で製造しています。
JAPAN FACTORYは30代以上をターゲットにしたブランドで、素材から製造に至るまでのすべてがMADE IN JAPAN。より本質を追求したい、こだわりの一品を使いたいという方におすすめのブランドです。
今回のモデル、JAPAN FACTORYのTIDY 2.0 MANOはHallelujahのTIDY 2.0をベースに作られています。さっそく仕様の違いを見ていきましょう。
TIDY2.0 MANOは栃木レザーを採用しています。
栃木レザーとは日本の老舗メーカー「栃木レザー株式会社」が製造しているベジタブルタンニン鞣しのヌメ革のことです。姫路レザーと並び日本を代表する革で、世界の著名レザーに引けを取らない品質と言われています。
栃木レザーは耐久性と伸縮性に優れているのが特徴で、タンニン鞣し特有のナチュラルな風合いと革の経年変化も魅力です。
TIDY 2.0のプルアップレザーはスムースレザーのようななめらかさで繊細な見た目ですが、TIDY 2.0 MANOの栃木レザーはシボやシワ、トラなどが見られ表面に立体感があります。
また、プルアップレザーと比べ栃木レザーのほうが弾力と厚みがあるため、持った感覚や操作性は硬めです。
TIDY 2.0とサイズ、収納力は同じですが、TIDY 2.0 MANOには外側にカードポケットが装備されています。
タッチ決済カード用の収納スペースが設けられ、より現代にマッチした仕様となっています。実際には内側のカードポケットに入れても反応しますが、タッチすべき面と反対の面に当ててしまいうまくいかなかった経験をされたことがあるのではないでしょうか。
しかし専用スペースがあればスムーズに決済できて安心です。縫製が目印になるので当てる面を間違えることはほぼ無いでしょう。
ファスナーはYKK製、号数の刻印がありませんがTIDY 2.0とエレメント幅が同じためおそらく5号でしょう。
真鍮カラーで目立ちにくいファスナーのTIDY 2.0はシックでシンプルな見た目ですが、TIDY 2.0 MANOはメタリックゴールドを採用しておりカジュアルな印象です。
存在感のあるファスナーカラーは栃木レザーのナチュラルな風合いとマッチしています。
ツマミはブランドアイコンが刻印された鏡面のメタルパーツです。オリジナルさはありますが薄くて小さくファスナーのサイズとバランスが合っていないように感じました。もう少し大きなパーツに変更すると持ちごたえもより良くなると思います。
TIDY 2.0の2型をレビューしました。仕様が大変工夫されているので使いやすく、レビューが高評価なのも頷けます。
どちらのモデルが良いかという点では、全てを国内生産にこだわり、ブランドレザーを採用しているTIDY 2.0 MANOの方が格上です。
ただし、スペックはほとんど変わらないため、見た目やレザーの好みで選べば良いと思います。
価格も1万円台と買いやすく、高コスパで好印象のTIDY 2.0シリーズ。試してみる価値は大いにあります。
設立年 | 2014年 |
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主な価格帯 | 10,000円〜15,000円 |
年齢層 | 20代〜30代 |
製造地 | 主に海外・日本製もあり |
品質 | 高品質 |
当ページで最初にレビューした財布です。とにかく価格が安いのでこちらが圧倒的に売れているとのこと。どちらかと言うとコスパを重視する20代〜30代の若い世代に人気のようです。人気色は黒だそうです。
価格 | 13,333円(税込み) |
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評価 | |
備考 | 全面にプルアップレザーを使用 |
こちらは後半にレビューした財布です。日本製の良い財布を使いたいという40代以上の男性に人気です。近年グリーンが金運に良いということで、こちらのグリーンが圧倒的な人気だそうです。
価格 | 15,555円(税込み) |
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評価 | |
備考 | 全面に栃木レザーを使用・日本製 |