40代になると「年齢に合った大人の男の財布を購入したい」と考えている人も多いと思います。前半では品質の高い日本のブランドを、後半では海外のハイブランドをご紹介します。どれもセンスのいい40代男性が持っている財布ばかりです。
プレゼントにもおすすめです。
日本のメンズ財布ブランドと長財布【前編】
■ クラフスト
クラフストの製品は定番の人気レザーであるブライドルレザーとシェルコードバンで構成されています。各タイプの財布がある中で、40代の方には写真のブライドルレザーの長財布が人気です。
クラフストは10年後を考えたものづくりをしており「毎日使い続けても壊れない。壊れても修理ができる」という考えがベースにあります。他社より丈夫である上に修理を気軽に依頼できるのは嬉しいですね。
設立年 | 2020年 |
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主な価格帯 | 20,000円~40,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】39,600円(税込み)
同じくブライドルレザーの長財布のこちらも人気です。
開閉が楽で扱いやすいです。
【価格】38,500円(税込み)
■ ハレルヤ
ハレルヤの『TIDY2.0』シリーズは累計販売本数2万本を突破した実力派。そしてこちらは栃木レザーを使用したオールレザーの財布『MANO』で、日本製でありながら税込み15,555円というお手頃価格。
長財布が良いけど普通の長財布は大きすぎるという方に最適です。近年は緑の財布を持つと運気が上がると言われているようで、こちらのカラーが人気のようです。
設立年 | 2014年 |
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主な価格帯 | 10,000円~15,000円 |
製造地 | 日本 |
こちらは小さい長財布ではありませんが、栃木レザーにワックスを塗ることでブライドルレザーのような仕上がりを実現しています。
日本製の長財布がこんなにお得に買えるのはハレルヤだけです。
【価格】15,555円(税込み)
■ キプリス
キプリスでは最高級レザーを使用して最高レベルの技術集団が作っていますが、他のブランドの同種の財布よりも1万円程度価格が抑えられているアイテムもあり、コスパが高くて人気です。
価格は1万円台から10万円以上まで幅広いのが特徴ですが、2万~3万円の財布が多く売れているようです。写真は姫路産のシラサギレザーを使ったハニーセル構造のラウンド長財布で中身が見やすく収納力も抜群。長財布では一番売れています。
設立年 | 1995年 |
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主な価格帯 | 20,000~35,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】33,000円(税込み)
同じくシラサギレザーを使用した折り畳みの長財布も人気です。
日本で作られたレザーで日本で縫製された純国産の財布ながら税込み24,200円とかなりお手頃です。
【価格】24,200円(税込み)
■ ユハク(yuhaku)
一見しただけでこの独特のグラデーションに心を奪われた方もいると思います。人と同じデザインは嫌だという方、ホンモノ志向の革財布を持ちたいという方にはユハクのアイテムはとてもおすすめです。手染めに手間がかかることに加え近年のレザー価格の高騰により、ユハクは高級革財布に位置づけられます。
見た目のスタイリッシュさ、美しさが注目されますが、製造段階で触り心地と使いやすさを追求するなど、財布の内部まで最大限のこだわりを追求しています。ユハクはかなり高価ですが写真の牛革の長財布(YVE110)が一番人気があります。価格に恥じぬ最高品質の財布です。
設立年 | 2006年 |
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主な価格帯 | 50,000円~75,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】82,500円(税込み)
同じく長財布で人気上位を争うのがこちらの『YVP114 ラウンドファスナーウォレット』です。先程と同じベルトゥーラシリーズのラウンドタイプです。
手染めをすることで、不透明であるはずの革素材に透明度の高い美しいツヤとグラデーションを生み出しています。
【価格】85,800円(税込み)
■ ガンゾ(GANZO)
皮革袋物メーカーでも老舗で知られる「AJIOKA」が展開するブランドです。ガンゾの製品にはAJIOKAで培ったレザーのノウハウが詰め込まれており、シンプルながらも品質の高いアイテムがラインナップしています。カラー展開は比較的シンプルで落ち着いた色が多いです。
人気があるのはこちらのコードバンの財布。ガンゾはフジタカ以上にコードバンの財布が非常に有名で、そしてキャッシュレスが進んだ今も長財布が根強い人気を誇っています。
設立年 | 2001年 |
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主な価格帯 | 50,000~80,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】75,900円(税込み)
コードバンと同様に人気があるのがブライドルレザーの長財布。
日本にブライドルレザーを広めたのはガンゾと言われており、先駆者としての技術がしっかり詰まった財布です。
【価格】47,300円(税込み)
日本のメンズ財布ブランドと長財布【中編】1~2万円台に抑えたい方向け
■ ジョッゴ(JOGGO)
ジョッゴでは最高級グレードの牛本革を使用している財布を主に税込み16,830円という格安価格で購入できます。レザーの色の組み合わせを自分で選ぶことができ、プレゼントにも喜ばれています。財布は全20種類あります。
日本製ではないのが安さの理由ですが十分な品質を備えていますし、この財布の製造がバングラディシュにおいて雇用を生み出し、貧困対策に繋がっています。買うことで社会貢献できるという優れた仕組みです。40代男性には写真のラウンド長財布が一番人気があるようです。
設立年 | 2007年 |
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主な価格帯 | 16,830円 |
製造地 | バングラデシュ |
【価格】16,830円(税込み)+ 送料924円
こちらの長財布も同じくらい人気です。
薄くてシンプルで使いやすいです。
【価格】16,830円(税込み)+ 送料924円
日本のメンズ財布ブランドと長財布【後編】
■ ココマイスター
ココマイスターはスーツにも合わせやすいシンプルなデザインが多く、幅広い世代の男性に受け入れられている革製品ブランドです。使用するレザーはヨーロッパ産のもので、名門タンナーの高級レザーを厳選。
エイジングも味わい深く、レザーファンを満足させる品質が特徴のひとつでもあります。一番のおすすめポイントは長財布のラインナップが豊富であること。長財布メインのブランドと言っても過言ではありません。たくさんの種類から選ぶならココマイスターです。
設立年 | 2009年 |
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主な価格帯 | 30,000円~50,000円 |
製造地 | 日本 |
ココマイスターは財布の種類が非常に豊富なので売れている財布もバラけているのですが、それでもこちらのブライドルレザーの長財布『ブライドルグランドウォレット』は人気です。
もう10年以上も売れ続けているロングセラー商品であり、ココマイスターを代表する財布の一つと言えます。価格が高すぎないのも人気の秘訣でしょう。どれにしようか迷った方は一見の価値ありです。
【価格】34,800円(税込み)
■ 万双(まんそう)
デザイン、製造、販売のすべてを自社で手がけているブランド。そのため、高い品質の割りには比較的リーズナブルで、お手頃な価格で高級なレザーアイテムを手に出できます。
デザインはオーソドックスでシンプルなものが多いですが、豊富なカラーを展開しています。通常、革製品にはブランドロゴが入っていますが、万双はブランドロゴやタグを入れません。製品は手にした人の物として、自社の名前を入れないポリシーがあるのだそうです。
設立年 | 1995 |
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主な価格帯 | 20,000~40,000円 |
製造地 | 日本 |
万双で一番売れているの長財布はこちらのブライドル長財布(小銭入付)。
税込みで29,700円という価格は広告費に大きな予算を投じている他社には真似できません。
【価格】29,700円(税込み)
■ さとり(SATOLI)
革製品専門のオンラインショップ・バンビクラフトが展開するブランド『さとり』は世界で唯一松阪牛革を扱っています。全ての商品に牛一頭一頭の個体識別ナンバー(JPナンバー)が刻印されており、トレーサビリティが可能です。
松阪牛革は最初はサラサラとした手触りです。しかし良質な油脂が多く含まれているため、体温や摩擦等の外的要因が加わると表面に油分が浮き上がってきてコードバンのような光沢を楽しめます。
設立年 | 1930年 |
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主な価格帯 | 16,500円~41,800円 |
製造地 | 日本 |
【価格】27,500円(税込み)
重厚感を求めるならラウンドファスナーも悪くありません。
純国産の長財布がこの価格なら納得です。
【価格】41,800円(税込み)
■ チマブエ(CIMABUE)
ブランド名の『CIMABUE』は、イタリア語の「CIMA(最上級)」「BUE(雄牛)」から名付けられたという、大人の男性向けバッグ&皮革製品ブランド。国内外の厳選した皮を、「匠」と呼ばれる国内職人のみで縫製しています。
ブライドルレザーのダレスバッグ(16万+税)から、ブリーフケース、デザイン性に富んだリュックなどの他、財布についても牛革、コードバン、ガルーシャ(エイ革)など様々な革を用いたラインナップが豊富です。タイプとしても長財布、二つ折り、ミニ財布など多岐に渡り、知名度は低いもののかなりの実力があるブランドだと感じます。
設立年 | 不明 |
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主な価格帯 | 30,000~60,000円 |
製造地 | 日本 |
■ フジタカ
1941年創業の大阪の革ブランドです。洗練されたデザイナーがいる、一歩先行く革ブランドだと感じています。老舗だと特徴の無い革財布を作りがちですが、フジタカは財布にちょっとしたグラデーションを加えたり和を取り入れたモダンな物があったりと、違いを見せつけられることがあります。
フジタカで一番人気なのは写真のコードバンの長財布。素材の美しさはもちろん、コードバンの長財布で50,600円という価格が魅力的なのかもしれません。
設立年 | 1941年 |
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主な価格帯 | 40,000円~60,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】50,600円(税込み)
コードバンのラウンドファスナー財布も人気です。
こちらは税込み74,800円でお手頃とは言えませんが、本格的な長財布として根強い人気があります。フジタカはコードバンが強いです。
【価格】74,800円(税込み)
■ ムネカワ(Munekawa)
大阪にショップ兼工房を構えるムネカワはオリジナル加工のブッテーロレザーやブライドルレザーなどを使い、シンプルでコンパクトな財布を作ります。一般的な牛革よりも密度が高く光沢も強いので高級感があるのが特徴です。
上の写真はCram(クラム)シリーズの一つで、今流行りのL字ファスナー長財布。薄くコンパクトでありながらもしっかりと容量を確保した、良いとこ取りの財布です。
設立年 | 1999年 |
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主な価格帯 | 44,000~60,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】44,000円(税込み)
こちらは折り畳みの長財布です。シンプルながらも高級感が溢れます。
表面にはシワや血管の跡などが見られ、一点一点が異なる表情を持っています。
【価格】52,800円(税込み)
海外のメンズ財布ブランドとハイブランド8選
■ ボナベンチュラ
ボナベンチュラは、イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーブランドです。ヨーロッパの最高級レザーを採用し、レザーの美しさを最大限引き立てるミニマルなデザインが魅力です。ブランドのロゴが目立たないのも良いです。
元々はレディース向けのブランドであったことからエレガントな雰囲気が漂います。上質で上品な上に価格もお手頃なので人気急上昇中です。40代男性にはこちらの長財布が一番人気です。極薄タイプでスッキリとして使いやすいです。
設立年 | 2018年 |
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主な価格帯 | 長財布は55,000円~ |
創業地 | イタリア |
【価格】55,000円(税込み)
■ ポールスミス
ポール・スミスの財布は、イギリスの伝統的なクラフトマンシップと遊び心のあるデザインが融合したアイテムです。カラフルな内側や独創的なディテールが特徴で、個性的な雰囲気を演出します。また、高品質な素材と丁寧な仕上げにより、長く愛用できる耐久性も備えています。
アーティスティックな雰囲気を持つスタイリッシュな選択肢があるのがポール・スミスです。控えめなロゴから親しみやすさと使いやすさがあふれ、イギリスらしさを感じられる一品です。
設立年 | 1970年 |
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主な価格帯 | 長財布は24,750円~ |
創業地 | イギリス |
■ ボッテガヴェネタ
ボッテガヴェネタの財布は落ち着いたフォルムで上品さが特徴的です。中でも短冊切りのナッパレザーを編み込み式で仕上げるイントレチャートは有名です。シンプルながらも上品でおしゃれな印象を相手に与えます。財布の素材は最高級革であるカーフレザーが使用されているので、肌に吸いつくような肌触りとなっています。
価格は10万円台と高めの設定となっていますが、納得してしまうほど品質の高いものになっているので、高額でも欲しいという人は少なくありません。ボッテガヴェネタの財布は上品な大人を理想とする男性にはおすすめのアイテムになっています。
設立年 | 1966年 |
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主な価格帯 | 長財布は110,000円~ |
創業地 | イタリア |
■ グッチ
グッチの長財布は幅広い世代に人気があり、若い男性から大人な男性まで支持のあるアイテムになっています。グッチを象徴するGGパターンのシグネチャーをあしらったデザインが多く、一目でグッチとわかる存在感があります。
ただ全ての財布がそうなのではなく、上の財布のようにシンプルなデザインで多くの人に受け入れられそうな財布もあります。黒のレザーにシルバーのロゴが良いアクセントになっており、高級感あふれる財布に仕上がっています。
設立年 | 1921年 |
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主な価格帯 | 長財布は90,200円~ |
創業地 | イタリア |
■ エッティンガー
英国レザーブランドのエッティンガーの財布は、スーツにも似合うと男性から人気のあるブランドです。英国王室御用達ブランドでもあり、グレンロイヤルとホワイトハウスコックスと並んで、英国御三家とも呼ばれているようです。
一見シンプルなデザインですが、内装のカラーレザーが斬新だったり個性が光るアイテムが多いのも特徴です。薄くて耐久性もあるレザーは毎日ハードに働く男性立ちからも評価を得ています。
設立年 | 1934年 |
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主な価格帯 | 長財布は58,300円~ |
製造地 | イギリス |
■ ダンヒル
ダンヒルの財布は、イギリスのエレガントなスタイルと高品質な素材で知られています。上質なレザー素材や洗練されたデザインが特徴で、落ち着いた雰囲気と優雅さを演出します。また、機能性にも優れており、カードや現金を整理するための収納スペースが充実しています。
ビジネスシーンやフォーマルな場面での使用にぴったりですが、カジュアルなスタイルにもマッチします。ダンヒルの財布は40代の男性にとって、品位と実用性を兼ね備えた最高のアクセサリーです。
設立年 | 1893年 |
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主な価格帯 | 長財布は94,600円~ |
創業地 | イギリス |
■ コーチ
コーチの財布の魅力はリーズナブルなのに高級感と機能性があるところです。財布を開いたときの取り出しやすさなどが考慮された作りになっており、使用感に不満を抱かせません。また、クロスグレインレザーやウォーターバッファローレザーなどの高級レザーが使用されており、ツヤのある高級感を味わえます。
財布の形状はコートの内側にも収まるように設計されているので、荷物がかさばる場合にも困らないよう考慮されています。高級感のある財布に仕上げられ、フォーマル、カジュアルの両場面で大人の男性が使用しても恥ずかしくないデザインの財布となっています。
設立年 | 1941年 |
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主な価格帯 | 長財布は44,000円~ |
製造地 | アメリカ |
■ プラダ
プラダの財布には高級レザーで有名なサフィアーノレザーが使用されており、細かなスジ模様と上質なレザーの質感でラグジュアリー感を演出してくれています。また、メンテナンス性にも優れた素材は撥水性もあり、多少雨の日に濡れてもすぐに拭き取ればシミになることもないので、とても扱いやすいです。
デザインはシンプルで、外面のアウトサイドにはプラダのロゴをあしらったパーツが施され、さりげないオシャレ感を演出しています。多くの長財布はスリムな形状で、必要最低限の収納数があり、使い勝手の良い作りをしているものがほとんどです。おとなしい雰囲気の中に高級感を漂わせ、使い勝手の良い財布がプラダの特徴となります。
設立年 | 1913年 |
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主な価格帯 | 長財布は100,000円~ |
製造地 | イタリア |
今売れてる長財布
1 TIDY2.0 MANO
この財布の特徴
ハレルヤの『TIDY(タイディ)2.0』シリーズは累計販売本数2万本を突破した実力派。このタイプは栃木レザーを使用した純日本製にもかかわらず15,555円で買えるということで大変な人気です。1万円札がちょうど入るポケットサイズに仕上げています。
ブランド | ハレルヤ |
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価格 | 15,555円(税込み) |
評価 | |
備考 | 牛革(プルアップレザー)を使用 |