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このページではコードバンでおすすめのブランドと財布をご紹介しつつ、コードバンとはどういう革なのかの解説もしたいと思います。
キプリスでは最高級レザーを使用して最高レベルの技術集団が作っています。他のブランドの同種の財布よりも価格が抑えられているアイテムが多くあり、コスパが高いことで知られています。コードバンは全部で6シリーズあります。
中でも外装に水染めコードバン、内装にベジタブルタンニンレザー(ヌメ革)を使用したシリーズの長財布(上の写真)が40,700円と、他社よりも1万円程度安いです。デザイン的には普通ですが、品質と価格で選びたい方におすすめです。
設立年 | 1995年 |
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主な価格帯 | 20,000〜35,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】40,700円(税込み)
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ココマイスターにはヨーロッパの高級皮革の素材と日本の職人の技術力から作られる「大人の雰囲気」を演出できるアイテムをが多くあります。1つ1つ職人の匠の技を駆使して仕上げることから、質の高さは常に評価され続けています。
コードバンの種類が豊富ですが、水染めコードバンを使用したヨコハマシリーズ(上の写真)は特に光沢が美しくて色鮮やかなので大変な人気です。内装にヌメ革を使用したクラシックなシリーズとなっています。
設立年 | 2009年 |
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主な価格帯 | 40,000円〜57,000円 |
製造地 | 日本 |
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クラフストの製品は定番の人気レザーであるブライドルレザーとコードバンで構成されていて、デザイン的にも洗練されています。長財布の他にミニ財布も取り入れており、中でも写真のL字ファスナー財布が人気です。
コードバンにおいてはアメリカ産のシェルコードバンのみを使用しています。長財布は内装にイタリアンレザーを使うことで価格を抑え、他社と比較して数万円ほど安い価格で購入できます。
設立年 | 2020年 |
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主な価格帯 | 20,000円〜40,000円 |
製造地 | 日本 |
【価格】39,600円(税込み)
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同じコードバンでも仕上げの違いや内装との組み合わせの違いにより様々な財布があるため、分けてご紹介します。
まずは水染めコードバン(簡単に言うとキラキラ輝くコードバン)です。
ブランドはココマイスターです。水染めのコードバンを使用して光沢と透明感のある財布に仕上げたヨコハマシリーズの財布です。ヨコハマシリーズはレザーとは違う色の糸でステッチがなされており、それがコードバンの堅い雰囲気を和らげる役割を果たしています。
価格 | 60,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 外装は国産水染めコードバン・内装は欧州産ヌメ革・日本製 |
同じくヨコハマシリーズ(水染めコードバン)で、こちらは折り畳み長財布です。コードバンの染色は難しいのですが、珍しいグリーンとネイビーを含む鮮やかなカラー展開が特徴でとても格好良いです。
価格 | 59,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 外装は国産水染めコードバン・内装は欧州産ヌメ革・日本製 |
ブランドはキプリスです。特徴は職人を自社で抱えることによりコストを抑え、他社よりもかなりお手頃な価格で提供していることです。品質は日本トップクラスでありながらこの価格は本当にお得感があります。
価格 | 40,700円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産コードバン使用・内部は欧州産ヌメ革・日本製 |
こちらもキラキラ輝く水染めコードバンですが、内装にはちょっと落ち着いた雰囲気を出すイタリアンレザーが使われています。
マイスターコードバンシリーズはレザーと同じ色でステッチされており、コードバンの高級さや高貴さがぎゅっと凝縮されています。まさに大人のラウンド長財布です。
価格 | 71,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産水染めコードバン使用・内部はイタリアンレザー・日本製 |
こちらは上と同じくマイスターコードバンシリーズの、折り畳みタイプです。中を開くとヌメ革ではないオイルレザーが表れ、コードバンとのコントラストを楽しむことができます。
価格 | 68,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産水染めコードバン使用・内部はイタリアンレザー・日本製 |
シェルコードバンはアメリカのホーウィン社が製造する最高級とも言えるコードバンです。水染めよりも落ち着いたツヤ感を求める方に支持されています。
ブランドはクラフストです。アメリカ産のコードバン(シェルコードバン)を使用したラウンド長財布。ココマイスターやガンゾのシェルコードバンの長財布は全面にシェルコードバンを使うことで10万円ぐらいしますが、この財布は内部にイタリアンレザーを使用することで7万円台まで価格を抑えています。非常にお得だと思います。
価格 | 75,240円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | アメリカ産シェルコードバンを使用・内部は欧州産イタリアンレザー・日本製 |
こちらは上と同じくシェルコードバンを使った折り畳み財布で、こちらも内部はイタリアンレザーなのでこの価格です。シェルコードバンのことをご存知の方であれば、非常にお得に感じるはずです。シェルコードバンは密度が濃いため、革切れや革削れといった問題が起こりにくく、非常に丈夫です。
価格 | 71,500円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | アメリカ産シェルコードバンを使用・内部は欧州産イタリアンレザー・日本製 |
オイルコードバンはシェルコードバンと同じようなレザーですが、革を製造している会社(タンナー)が違うため分けています。
ブランドはフジタカです。国産のオイルコードバンを扱える会社はそれほどありません。収納は大きく3ヶ所に分かれており、カードはなんと16枚も収納可能な大容量の財布です。8色のステッチが絶妙なオシャレ感を演出しています。
価格 | 74,800円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産コードバン使用・内部は牛革・日本製 |
こちらもフジタカ。日本産のオイルコードバンを使用した日本製のコードバンの長財布が約5万円で買えるとあって人気です。内装のちょっとしたステッチもおしゃれ。フジタカの長財布で売れ筋No.1なだけでなく全ての財布の中でもNo.1という人気の財布です。
価格 | 50,600円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産コードバン使用・内部は牛革・日本製 |
ブランドはクラフストで、シェルコードバンを使用したL字ファスナー財布です。クラフストでは今L字ファスナー財布が一番売れているとのこと。キャッシュレス化により新しいタイプのコンパクト財布が人気です。
価格 | 39,600円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 内装・外装共に米国産シェルコードバン・内装は欧州産イタリアンレザー・日本製 |
簡単に言うと馬のお尻から採れる皮を革に仕上げたものをコードバンと言います。
「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」
と呼ばれることもあります。
臀部に厚さ1mmの特殊な繊維層が存在します。その緻密な繊維層を裏側から削りだし、なんと約10ヶ月もの手間暇をかけて革に仕上げていきます。
コードバンという名前はスペインの「コルドバ」地方からきていると言われています。ヨーロッパで食肉用としてごく少数生産されている馬から採取することができます。
馬革には他に「ホースハイド」がありますが、そちらは馬の胴体部分を使用した革です。
コードバンと一口に言っても仕上げの方法によって主に以下の3つに分けられます。
【 1.水染めコードバン 】
日本のレーデルオガワ社が製造しているコードバンです。アニリン染めという独自の染色方法により、表面のきらめくような美しさを実現しました。
この輝きは水染めコードバンならではです。
日本ではコードバンと言うとこの水染めコードバンのことを指すことが多いです。
水染めコードバンの財布ならココマイスターのマイスターコードバンシリーズがおすすめです。公式サイトの下の方です。
【 2.オイルコードバン 】
その名の通り革の内部に多くの油脂成分が含まれているコードバンです。それにより高い耐久性を実現しています。
アメリカのホーウィン社が作るシェルコードバンはオイルコードバンの代表格です。繊維の密度が高いので革切れが起こりにくいという特徴もあります。
日本だと新喜皮革社も製造しています。
水染めコードバンほどの輝きはありませんが、革の自然な風合いと程よい光沢、そしてエイジングも楽しむことができる魅力的なレザーです。
オイルコードバンの財布でしたらクラフストのシェルコードバンシリーズがおすすめです。
【 3.顔料仕上げのコードバン 】
表面に顔料を塗ることでオイルコードバンよりも更に丈夫で水にも強いコードバンです。
日本から生まれたレザーで、主にランドセルに使われています。ランドセルは6年もの間雑に扱われがちですが、顔料仕上げによってそれに耐えることができます。
その一方で革の自然な風合いは損なわれるというデメリットもあります。
ランドセルに使われるスタンダードタイプの他に、財布だと顔料の上に更に蝋引き加工された商品を見かけます。
表面に白い粉が浮いていますが、使ううちに自然と取れて中の輝きを楽しむことができます。
コードバンには大きく分けて3つの特徴があります。
【 1.強度 】牛革の3倍!?
ブライドルレザー同様非常に堅牢で、一般的な牛革の2〜3倍の強度があると言われています。馬のお尻の部分はムチで強く打たれるため固くなります。
また、表面加工されているためシミや汚れ、傷などにも強く、牛革と比べると軽いです。
元々の素材がとても丈夫ですが、オイル仕上げや顔料仕上げなどによって更に頑丈になります。
【 2.希少性 】
コードバンが採取できる馬の生産量は少なく、1頭から採取できる量も非常に限られています。そのため牛革と異なり非常に希少性の高い革です。革のダイヤモンドといわれる由縁がそこにあります。
【 3.艶(ツヤ) 】
やはりコードバンの魅力で外せないのが、そのツヤ。財布で多く使われている水染めコードバンはこのように表面に光沢があり、ブライドルレザーの比ではありません。
この輝きが魅力的であるからこそコードバンの財布を買う方が多いのではないでしょうか。
コードバンを皮のなめしから仕上げまで一貫して行う会社は世界に2社しかありません。レーデルオガワ社のように仕上げのみを行う会社はいくつかありますがここでは省略します。
【 1.新喜皮革 】
そのうちの一つがなんと日本にあります。兵庫県姫路市にある有限会社新喜皮革です。一般に新喜皮革(しんきひかく)と呼ばれています。
1951年創業で、1973年にコードバンの試験製造を開始してから40年以上も経過している老舗です。
日本でコードバンの財布として売られている物は、どれも新喜皮革でなめされたコードバンが使われています。
ただし、仕上げはレーデルオガワ社が有名で、上の写真のGANZOのコードバンにもレーデルオガワで水染めされたコードバンが使われています。
【 2.ホーウィン 】
もう一つがアメリカにあるホーウィンという会社です。
歴史は新喜皮革よりも更に古く、1905年創業で100年以上の歴史があります。
ホーウィンの製造するコードバンは「シェルコードバン」として商標登録され、ブランド化されています。
シェルコードバンの財布は非常に高く、特にココマイスターやGANZOのように内装までシェルコードバンが使われている長財布は10万円程します。
コードバンも使い続けるうちに細かい擦り傷が付き、新品当初のツヤが無くなってしまいます。そんな時はこちらのクリームがおすすめです。
このクリームはコードバンの繊維の風合いを守るため、含まれるワックスの割合を高め、水分を少なめにしているとのこと。
私も実際に使ってみましたがツヤが出て輝きが復活したのでとても嬉しかったです。エイジングもプラスされて味のある革になりました。
※ イタリアンレザーやブライドルレザーに使うクリームをコードバンに使うと革が痛む可能性があるので、コードバン専用のクリームを使うようにしてください。
コードバンは以上のような特徴・魅力があり、たくさんの人達に愛されていますが、一つ残念な点があります。
それは、年々価格が高騰してきていることです。農耕馬の数は限られるため、どこかで需要が拡大すると一気に入手困難となり、価格が跳ね上がります。
2012年頃に30,000円で購入できた財布が、今は45,000円ほどで売られていたりします。
そんな貴重なコードバンだからこそ、長く大事に使いたいものです。
水染めコードバンの長財布が特に人気です。
マイスターコードバンシリーズはレザーと同じ色でステッチされており、コードバンの高級さや高貴さがぎゅっと凝縮されています。まさに大人のラウンド長財布です。
価格 | 71,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産水染めコードバン使用・内部はイタリアンレザー・日本製 |
こちらは上と同じくマイスターコードバンシリーズの、折り畳みタイプです。中を開くとヌメ革ではないオイルレザーが表れ、コードバンとのコントラストを楽しむことができます。
価格 | 68,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 国産水染めコードバン使用・内部はイタリアンレザー・日本製 |