このページでは革のビジネスバッグ(主にブリーフケース)を扱うメンズのブランドを、価格帯を分けてご紹介したいと思います。
1万円台のブランド2選
まずは、イタリアやニューヨークなど世界各地の革ブランドの製品を販売するセレクトショップであるトランジックから2つのバッグをご紹介します。
■ ゴールドメン (GOLDMEN)
トランジックのプライベートブランドであるゴールドメンは女性のデザインチームで構成され、都市生活に馴染む美しいフォルムと耐久性を融合させたモダンなビジネスバッグを開発しています。

『本革 ビジネスバッグ』
写真のバッグは税込み18,920円でトランジックでレビュー件数が圧倒的に多く、評価も一番高いビジネスバッグです。本革なのはもちろん、幅が11cmと7cmの2タイプがあるので荷物の量に合わせて選べるのは嬉しいですね。
設立年 | 2011年 |
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価格帯 | 1万円台~7万円台 |
製造地 | 海外 |
【価格】18,920円(税込み)

『本革 ビジネストートバッグ』
トランジックで同じくらい人気が高いのがこちらのビジネストート。ブランドはやはりゴールドメンです。先ほどのバッグがサイト内レビューで4.64という評価に対して、こちらは4.72と更に高い評価を得ています。
そしてやはり1万円台という嬉しい価格です。
【価格】19,250円(税込み)
■ LIB(リブ)
日々の生活に寄り添った様々な革製品を取り揃えたブランドです。なんとバッグが10,000円台で入手できます。かと言って質が悪い訳ではなく、欧州産の本革を使っています。そこそこの革で安くビジネスバッグを買いたい方におすすめします。

『スリムビジネスバッグ』
中でも人気急上昇なのがこちらのスリムビジネスバッグです。レビューの多さから、ビジネスバッグではこちらがダントツで人気なのが分かります。荷物が少ない人におすすめです。
設立年 | 2014年 |
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価格帯 | 1万円台 |
製造地 | バングラデシュ |
【価格】18,990円(税込み)

『ビジネスバッグ(スタンダード)』
こちらはスタンダードなビジネスバッグです。
LIBは日本製ではありませんが、製品の購入がバングラデシュの雇用に繋がり、貧困や労働問題の解決にも繋がっているという点に注目です。
【価格】19,990円(税込み)
2万~5万円のブランド3選
■ ハッシュタグ
ハッシュタグは姫路レザーを使用した品質の高い日本製のバッグや財布を多く取り扱っています。装飾やデザインシンプルさ、そして中間マージンを省いた比較的安い価格が注目を集めています。

『ブリーフケース スマート ブラック』
こちらのビジネスバッグは究極的にシンプルで、容量も抑えておりスマートに動きたい方におすすめです。非常に人気のため予約購入という形になっており、納品は数ヶ月先です。
設立年 | 2018年 |
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価格帯 | 2万円台 |
製造地 | 日本 |
【価格】39,800円(税込み)

『ブリーフケース ブラック』
ハッシュタグからもう一つ。こちらは先ほどのバッグとデザインは同じですが、一回り大きいサイズです。
ハッシュタグで使用するレザーは傷が付きにくい加工がされていて丈夫なので、神経質になることなくハードに使い倒せるのも人気の理由です。こちらも予約購入です。
【価格】49,800円(税込み)
■ チマブエ
チマブエは主にバッグ扱う日本の革ブランドです。日本製で非常に品質が高く、国内の高級百貨店での取り扱い実績があります。それでいて価格は比較的手頃な価格帯に抑えられているため人気です。

『グレンⅡ 2wayブリーフケース』
素材はステアハイド(牛革)をクロームとタンニンのコンビネーション鞣しで仕上げた、優美なサフィアーノレザーを使用。繊細で緻密な型押し模様を纏ったこの革は高級感があるだけでなく、傷・汚れや水にも強い特性を備えています。ショルダーベルトが付属しているので肩に掛けて持ち歩くことも可能です。
設立年 | 1997年 |
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価格帯 | 4万円台 |
製造地 | 日本 |
【価格】41,800円(税込み)

『エメリーⅡ 2way ダブルブリーフケース』
5万円を少し超えてしまいますがチマブエからもう一つ。こちらはメインの収納箇所が2つある大容量のビジネスバッグです。
イタリアンレザーにシュリンク仕上げを施してあり、凹凸のしっかりと浮き出たシボ模様が特有の美しいを放っています。こちらも傷・汚れ・水に強いです。日常使いから出張シーンまで幅広いビジネススタイルを格上げしてくれることでしょう。
【価格】53,900円(税込み)
■ キーファーノイ (Kiefer-neu)
キーファーノイは1948年創業の株式会社マツモトのプライベートブランドです。「黒か茶色が当たり前」というメンズバッグの概念を打ち砕くカラーバリエーションとジェンダーレスなイメージをベースに、格好良い大人のカバンを作り続けています。

『チャオ ミニブリーフ』
写真のバッグは大胆なカラーコンビネーションが特徴のCiao(チャオ)シリーズ。カラーの違いで全く違うバッグに見えるほどで、選ぶ楽しさがあります。色違いで持つのもありかもしれません。
【価格】27,500円(税込み)
設立年 | 1948年 |
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価格帯 | 2万円台~4万円台 |
製造地 | 日本 |
■ タケオキクチ
ファッションブランドとして幅広く手掛けるタケオキクチはビジネスバッグも多く販売しています。安い物だと2万円台、高くても4万円台と比較的手頃なため20代を中心とした若い人に人気があります。

写真のバッグはシンプルな素材感とデザインが好評です。このバッグを扱うイケテイオンラインはタケオキクチだけでなく18ものブランドを扱っていますが、その中で一番売れている実力派のビジネスバッグとなっています。
設立年 | 2009年 |
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価格帯 | 2万円台~4万円台 |
製造地 | 海外 |
【価格】26,400円(税込み)
※販売終了
5万~10万円のブランド3選
■ フジタカ
1941年創業の大阪の革ブランドです。洗練されたデザイナーがいる、一歩先行く革ブランドだと感じています。老舗はどこもシンプルな製品を作りがちですが、フジタカはバッグにも財布にもちょっとしたグラデーションを加えたり、和を取り入れたモダンな物もあります。

『ニュージェード レザービジネスバッグ』
ビジネスバッグの種類も価格帯も豊富でバッグに力を入れているのがよく分かります。写真は税込み63,800円で、高級感が感じられる防水レザーが使われています。丸みを帯びたフォルムが美しいです。フジタカで一番売れているビジネスバッグです。
設立年 | 1941年 |
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主な価格帯 | 4万円台~20万円台 |
製造地 | 日本 |
【価格】68,200円(税込み)
■ キプリス
キプリスでは最高級レザーを使用して最高レベルの技術集団が作っていますが、自社で職人を雇うことで内製化し、それにより他のブランドの同種の製品よりも安く入手できるのが最大の特徴です。

『ブリーフケース・2本手ビジネスバッグ』
ビジネスバッグは10万円以下~25万円まで価格は様々ですが、写真のバッグは表面の模様が特徴的なキプリスオリジナルのシラサギレザーが使われていて、しかも日本製で税込み86,900円という価格です。キプリスで一番売れています。
設立年 | 1995年 |
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主な価格帯 | 10万円前後 |
製造地 | 日本 |
【価格】86,900円(税込み)
■ 万双(まんそう)
万双は「世界最高品質の製品を常識的な価格で提供する」ということを掲げており、実際に高品質な財布やバッグを他社よりもかなりお手頃な価格で購入することができます。

『双鞣和地 シングルブリーフケース』
万双独自の革である「双鞣和地(そうなめしわじ)」は驚くほどのしなやかさと堅牢さを併せ持ち、使い込むほど美しく進化するのが特徴です。日本の職人の技術と努力の結晶を堪能することができるバッグです。
設立年 | 1995年 |
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主な価格帯 | 5万円台~8万円台 |
製造地 | 日本 |
【価格】63,800円(税込み)
※人気のため在庫切れが多いです
10万円以上のブランド1選
■ ココマイスター
ヨーロッパ産のとにかく良いレザーを使い、日本の熟練職人の手によって仕立てられているため、製品のクオリティが高いのが特徴です。日本のブランドとしては珍しく、ハイエンドブランドに位置づけられます。

『マットーネ・ジルベルト』
エイジングが楽しめるレザー製品が多いのも特徴です。10万円以上するものばかりですが、とにかく良いビジネスバッグが欲しい方にはおすすめします。写真は税込み148,000円のココマイスターで一番売れている、イタリアンレザーを使用したビジネスバッグです。
設立年 | 2009年 |
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主な価格帯 | 9万円台~23万円台 |
製造地 | 日本 |
【価格】164,500円(税込み)
人気のビジネスバッグのタイプ

最近では、リュックをビジネスシーンで使用している方をよく見かけるようになりました。そのため、「ビジネスリュックってどうなの?」と気になる方も多いかもしれません。
しかしビジネスの場面では、やはりトートバッグやブリーフケースなどの手持ちタイプがスーツにいちばん似合うのは事実です。
また、30代から40代にかけては役職に就いたり後輩が増えたりすることで、より身だしなみに気を配る時期でもあります。
もしビジネスバッグの種類に迷われているのであれば、まずはトートバッグやブリーフケースの購入を検討してみることをおすすめします。
おすすめのビジネスバッグの特徴

ビジネスバッグを選ぶ際、フォーマル度が高いほど奇抜さは避け、できるだけシンプルで落ち着いた色味のものを選びましょう。
バッグは視線を集めやすいアイテムなので、服装に合ったデザインやカラーがおすすめです。
素材については、スーツやきれいめスタイルとの相性が良い本革を選んでおけばまず間違いありません。
本革でない場合でも、落ち着いた重厚感のある素材感を意識すると、ビジネスシーンでも浮かずに使えるでしょう。
ビジネスバッグの気になる相場
ビジネスバッグの価格帯は幅広いです。年齢だけで判断するよりも、職種や役職、さらには直属の上司や同期がどの程度の価格帯を使っているかなどを考慮する方がよいでしょう。
たとえば経営者であれば、10万円以上のバッグでも不自然ではありませんが、役職のない社員が上司より高価なバッグを持つと、場違いな印象を与えてしまうかもしれません。

ビジネスバッグは、高額であれば良いというものでもなく、自分の立場や環境に合ったものを選ぶことが大切です。
ピックアップ1点
ここでは低価格帯で取り上げた、特に人気の1点を更に深掘りしていきます。
より安く・よりビジネス的
トランジックで一番人気のビジネスバッグです。堅牢性が必要なハンドルなどのパーツには「本革」を、ボディ素材には撥水性のある「牛床革」が使用されています。

ビジネスシーンに最適化されたデザインで、スーツはもちろんビジネスカジュアルでも合います。
見た目はスリム&スマートに、でもしっかりとした収納力も欲しい。

そんな相反するような要望にしっかりと応えてくれるビジネスバッグです。このスペックでこの価格は企業努力の賜物でしょう。
【価格】18,920円(税込み)
まとめ
ゴールドメンは十分に格好良くてコスパも良いですが、キプリスやフジタカにも価格に見合った価値があり、それぞれに良さがあります。
納得できる物を選んでみて下さい。