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このページではまず前半でクロコダイルのおすすめの財布をご紹介し、後半ではクロコダイルというレザーについて詳しく知りたい方のために解説してみたいと思います。
クロコダイル専門のレザーブランド『池田工芸』で一番売れている財布です。クロコダイル種の中でも最高級とされるスモールクロコダイルを使用しています。一つ一つの班が丸みを持ち、ツヤがあるのも池田工芸のクロコダイルならでは。キラキラしたシャイニングクロコダイルを堪能したい方におすすめします。
価格 | 154,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | スモールクロコダイルを使用・シャイニング加工・非センター取り・日本製 |
池田工芸の創業80周年記念モデルとして登場したのがティラノサウルスをイメージした『Tyranno(ティラノ)』です。その力強いイメージがクロコダイルと相性抜群です。今池田工芸で一番評判となっている財布です。【※年内分残りわずか】
価格 | 253,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | 最高級スモールクロコダイルを使用・日本製 |
池田工芸の財布はこちらで詳しくレビューしています。
☆ 合わせて読みたい ☆
革財布を検討する人なら一度は目にするGANZOの財布です。池田工芸と同じくスモールクロコダイルを使用し、こちらも100万円の札束が入ります。違う点は表面の加工。こちらはツヤを抑えたマット仕上げになっているので、ギラギラした感じもあまりしません。クロコダイルを上品に持ちたい方におすすめします。
価格 | 275,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | スモールクロコダイルを使用・マット加工・センター取り・日本製 |
クロコダイルと一言で言っても実際には使っているワニ皮の違い、加工方法の違い、使っている部位の違いによって様々な種類があります。
財布を買った後に後悔しないように、これから買おうとしているクロコダイルの財布がどれに当てはまるのかをしっかり把握しておくことをおすすめします。
クロコダイルはワニ革の一種です。ワニ革には他にアリゲーターとカイマンもあるため、ワニ革=クロコダイルではありません。
ワニの種類は以下の通りです。クロコダイル科の4種類のワニ皮から作られたレザーをクロコダイルレザーと言います。
クロコダイル科 | スモールクロコダイル (イリエワニ) |
ナイルクロコダイル (ナイルワニ) |
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ラージクロコダイル (ニューギニアワニ) |
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シャムクロコダイル (シャムワニ) |
アリゲーター科 | アメリカアリゲーター |
メガネカイマン |
そしてその中でもスモールクロコダイルのうろこが美しく、世界中の高級ブランドで使われています。
スモールクロコダイルと聞くと「小型のクロコダイル」とイメージしがちですがそれは間違いで、「小さいうろこのクロコダイル」が正しい意味です。
皮を剥いだ後の残りは捨てられちゃうの?という疑問を持っていましたが、牛や豚などと同様に食肉としても流通しており、無駄なく利用されているようです。
参考:
ワニの種類|クロコダイル/アリゲーター/カイマンの特徴&違い
ファッション誌では教えてくれない、保存版:ワニ革の基礎知識
クロコダイルの加工(仕上げ)方法は以下の2種類です。
【 シャイニング加工 】
石で磨き上げることで光沢のある状態に仕上げたものです。光り輝く宝石のような美しさがあります。ただし使っていくうちに経年劣化により光沢は弱まっていきます。
【 マット加工 】
布で磨き上げることで光沢のない状態に仕上げたものです。こちらはシャイニング加工とは逆で使っていくうちに経年変化により光沢が出てきます。
一番贅沢な使い方はセンター取りという方法で、お腹の部分を裁断して使います。長財布であれば平らに広げた時に表側と裏側が左右対称になるように裁断します。
ど真ん中から採取するため一匹のワニ革から製造できる商品数が少なくなり、その分価格が上がります。
逆にど真ん中ではなく一匹のワニ革から1点でも多くの商品を製造するように裁断すると左右対称の美しさは実現できませんが、価格を抑えることができます。
参考:クロコダイル革の裁断
クロコダイルレザーが高額になるのには大きく分けて3つの理由があります。
亜熱帯地域の限られた場所でしか生息できず、養殖場の管理も難しく、革として利用できる大きさになるまでに2〜3年かかります。
そのため世界中で簡単に飼育できる牛と比べるとどうしても頭数に限りがあります。
牛革を製造するタンナーは世界中で1,300以上ありますが、クロコダイルのタンナーは20社しかありません。タンナーの数が少ない上に革に仕上げるまでに3ヶ月かかります。
縫製にも特殊な技術が必要で、エキゾチックレザー専門の職人行います。高度な技術を必要とし、手間もかかります。
というわけでどこかの業者がぼったくっているというわけでもなく、高額になってしまう理由がちゃんとあるのです。
また、これに加えて先程説明したセンター取りなど贅沢な使い方をすることで更に価格が上がることになります。
数ある皮革の中でも希少中の希少皮革だけに、クロコダイルを素材として扱う各財布ブランドにも相当のこだわりが見られます。ここでは独特のスタイルを貫く2つのブランドに焦点を当てて見てみましょう。
クロコダイルレザー専門の国内メーカーが池田工芸です。創業は1942年。国内のクロコダイル製品の草分けにして、国内最大級のメーカーとして80年に迫る歴史を有します。
クロコダイルレザーの国内パイオニアとしてその発展・普及に寄与してきた結果は、黄綬褒章(1981年)、勲5等勲章(1985年)などの受勲や、海外からの評価となって現れているところです。
長い歴史の中で育まれた、製品ごとに使用する革の選択眼、美しいツヤを生むグレージング技術(シャイニング加工)はまさに「宝石」のようなクロコダイルレザーを生み出します。
池田工芸のクロコダイルレザーはそのシャイニング加工された物が人気で、一つ一つの斑がふっくらと浮き出るような丸みを帯び、その一粒一粒が光り輝いているように見えます。
これもレザーの下から熱を与えることで膨らみをもたせる特殊な技術の賜物。クロコダイルを愛し、その良さを極限まで引き出したいと願う職人の意思が感じられるレザーです。
センター取りをしていないので表と裏では鱗の大きさが異なり左右対称とはなりませんが、その代わり価格は長財布でも15万円程度に抑えられています。
ココマイスターは数ある国内革財布ブランドの中で比較的新しいにもかかわらず、欧州産を中心とした確かな革の選択眼、国内職人による確かな縫製・仕上げ、豊富なラインアップによって急速に支持を得ているブランドです。
ブライドルレザー、コードバンなど、長財布の素材としてハイエンドの製品を多く手掛けています。
同社の生み出すクロコダイル財布は、フランス産のスモールクロコダイル(イリエワエ)を原料とし、一点一点が職人の手によるハンドメイド仕上げ。そして一頭のクロコダイルから生み出される長財布は一点のみでセンター取りをしています。
さらにクロコダイルレザーの中でもより高価な鞄用のレザーを使用することで、大判のウロコを持つ財布に仕立てられています。
鞄用のクロコダイルは育てるのに膨大な費用と期間がかかるため、ラウンドファスナー長財布がなんと50万円以上もします。
池田工芸が価格を抑える工夫をしているのに対して、ココマイスターはむしろ一番価格が高くなるような方法を取っているのが興味深いです。
もしかしたらココマイスターは日本一高価なクロコダイルの財布を作っているブランドかもしれません。
クロコダイル専門のレザーブランド『池田工芸』で一番売れている財布です。クロコダイル種の中でも最高級とされるスモールクロコダイルを使用しています。一つ一つの班が丸みを持ち、ツヤがあるのも池田工芸のクロコダイルならでは。キラキラしたシャイニングクロコダイルを堪能したい方におすすめします。
価格 | 154,000円(税込み) |
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評価 | ![]() |
備考 | スモールクロコダイルを使用・シャイニング加工・非センター取り・日本製 |