財布の供養とは?心を込めた手段で感謝を込めよう

長年愛用してきた財布が使い古され、手放す時がやってきた時、ただ捨てるだけではなく、その財布に感謝を込めて供養する必要があります。財布の供養とは、その財布が持っていた役割や思い出を大切にし心を込めて財布を送ることが重要です。

今回は大切にしてきた財布の供養について、詳しくご紹介します。

目次

財布の供養とは?

財布の供養とは、一般的には日本の伝統的な風習として行われています。古くなったり使い古した財布を、感謝の気持ちを込めて手放すために行われてきました。

これは、財布が所有者に対して長い間、サポートをしてくれたことへの感謝の表れなので本記事ではお財布供養をお薦めしています。

財布の供養の方法

財布の供養にはいくつかの方法がありますが、代表的なものを3つに分けてご紹介します。

1. 神社やお寺での供養

皆さんは神社で財布のお焚き上げをしてくれるところがあるのをご存じでしたか?普段使っている財布をお焚き上げしていただける神社は探せば案外あるのです。

財布を処分する方法において一番確実、いい方法は神社にてお焚き上げをしていただくということです。専用の神社やお寺では、財布を神聖な場所で手入れし、お経を読んでもらって供養することができます。

お焚き上げをする理由

そもそもお焚き上げをする理由についてですが、「宿ったお性根を抜く手段」の一つだからです。そのために、お経を読んでその対象となる財布に宿ったお性根を抜いていくわけです。

お焚き上げはメリットは大きいですが、逆に手間と料金が発生してしまいます。
近くにお焚き上げのできる神社が無い場合、発送など合わせて数千円ほどの費用が発生します。

どこの神社やお寺で、財布の供養をしてくれる?

財布の供養を行ってくれる神社やお寺は日本全国に存在していますが、特に有名な場所をいくつかご紹介します。

● 伊勢神宮(三重県伊勢市)
日本でも非常に有名な神社で、定期的にさまざまな品物の供養祭を行っています。

● 深大寺(東京都調布市)
東京都内でもアクセスが良く、定期的に財布やお守りの供養を行っています。

● 白山神社(石川県白山市)
白山比咩神社とも呼ばれ、年に数回、特定の日に合わせて財布や刀などの供養を行います。

郵送のできる神社やお寺

住んでいる近くに、もの供養をしている神社やお寺がない場合は郵送で取り扱っている所もあります。

詳しくはこちら

結城諏訪神社

2. 自宅での供養①

まずはその財布の中身を全て出して、中も外も全て綺麗に掃除しましょう。
今から捨てるのに、わざわざ掃除をする理由ですが、財布には金運が上がるようにと願ってきた強い念が宿っています。そのため、財布に宿った念を浄化するために感謝の想いを持って最後のお掃除をしてください。

その後、粗塩をパラパラと財布の中と外に振り綺麗に半紙で包んでから捨ててください。

3. 自宅での供養②

スマッジングという煙で浄化する方法があります。

アメリカの先住民たちによって古くから行われていたことで、スマッジとは燻すという意味です。空間や人、ものなどを清める際にホワイトセージを焚いて清めていたとされています。

これは財布においても有効な方法です。財布に対してスマッジングによるお清めをする場合は、浄化能力の高い白檀の線香がおすすめです。

白檀の線香を1本立てて、その煙で財布を浄化していきましょう。

さらに、スマッジングの良いところは煙で浄化すると共に、火のエネルギーでも財布に宿った念を浄化していることです。財布の中にも外にも煙が行き渡るようにして浄化し、綺麗に半紙で包んでから捨ててください。

まとめ

財布の供養は、その財布に感謝を表し、新しい出会いやチャンスを受け入れるための準備をする意味があります。

自宅で行うこともできますし、神社やお寺で行うこともできます。どの方法を選ぶにせよ、心を込めて行うことが大切です。愛用した財布に感謝を捧げ、新しい一歩を踏み出しましょう。

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