札幌へ行った際、ちょっと足を伸ばしてソメスサドルの本社がある砂川ファクトリーショップへ行ってきました。今回はその時の模様をお伝えします。
いざ砂川へ
札幌駅から特急のスーパーカムイに乗りました。JR北海道の特急って大丈夫かしらと若干の心配をしつつ。。
チケットホルダーが付いているのが新鮮でした。車内で特急券の確認をするのですが、ここに置いておけば寝ている時に起こされることが無いわけですね。
一瞬「すげー!」って思いましたが、そういえばJR東日本は特急券の確認自体が既にありません。自動改札を通して終了です。
電車に揺られること46分、砂川に着きました。正直、結構な田舎へ来たなという印象です。
駅前はだいぶさびれていました。商店らしい商店があまりありません。
ソメスサドル砂川ファクトリーショップはこんなところ
砂川駅からタクシーで10分ほどのところに砂川ファクトリーはあります。
かなり広々とした敷地で、その中にショップ、事務所(本社)、工房が併設されており、とても広い中庭(牧場?)もあります。
店内は非常にゆったりとしたスペースがあり、都会の狭いところで買い物をするようなストレスがありません。
入り口付近から奥まで。これだけでもかなり広いことが分かるかと思います。
店内が広い分、隣の商品との間隔もかなり空いてますね。その分1個1個をじっくりと見ることができます。
こちらはビジネス向けのメンズバッグ。買いたいなぁと思わせる物ばかり。
こちらもメンズバッグ。左側の2点は20万円を超えていました。。
私の個人的お気に入りがコレ。普段スーツではなく私服なので、これならカチッとし過ぎてなくてちょうど良い感じです。値段は丁度良くないのですが。。笑
小物類などもあります。
ベルトも。
こちらはレディースバッグ。
総合馬具メーカーということで、少しではありますが馬具も置いてあります。
壁に立って写してみると、やっぱり広いな~。
サドルに武豊騎手のサインがしてありました。ということは有名ジョッキーの馬具も作っているんでしょうか??やっぱりこの会社はすごい!
もちろん財布も置いてある
お店に行ったのは木曜日の午前中でしたが、アクセスの悪さを物ともせず、お客さんがチラホラいらしていました。
長いショーケースが二つ置いてあって、そこに財布関係が置いてあります。イタリアンレザーやコードバンを使用した長財布など。
製品の革は、国内タンナーと輸入革(自社仕入れ)の両方を使用しています。
こちらは名刺入れ。
こちらは二つ折財布や小銭入れなど。ブライドルレザーを使用した物もあります。
キーホルダーとか革巻ペンとか、いろいろ。
ショーケースの中を見ているだけでも飽きませんでした。配置にもこだわりが見られ、そして空いたスペースには馬のオブジェ。憎らしいくらいのセンス。
スタッフの方にお話を伺うと、親切にお店のこと、使っている革のことなどを教えて下さいました。自社のことをしっかりと熟知している印象でした。
かなり広い中庭もあり、夏には馬がいたとのこと。馬具を作る関係上、当然馬も必要になりますよね。歩いてる感じでは牧場そのものでした。
感想とまとめ
今回は都市部から随分と離れた所まで来ましたが、圧倒的に「来て良かった」気持ちが強いです。実際に来てみると、「あ、そうなのか!」と知ることがたくさんあります。
千歳空港店や札幌店にも行ったのですが、比較にならないほどの品揃え。砂川ファクトリーへ来て初めて、ソメスサドルの全貌を知ることができた気がします。
正直言うとソメスサドルは今まで全く注目していなかった革ブランドだったのですが、日本発のこんな良い革ブランドがあったのかと驚きを隠せません。
また一つ応援したいブランドが増えました。是非お近くの店舗・取扱い店に行ってみて下さい。