日本発信のユニークな革財布ブランドとして注目を集める「所作(Shosa)」。一度知ったら、その特徴的な形や革に、興味が湧く人も多いはずです。
ネット検索では「ださい」というワードが挙がることから、どんな人が使っているのかブランドイメージも気になりますよね。また、実際の使い勝手や経年変化もチェックしておきたいところ。
本記事では、所作のブランドと財布の評判を、リアルな口コミから調べてみました。
ユニークなデザインだからこそ、実際に触ってみたい人も多いと思いますので、後半では所作の取り扱い店舗もご紹介しています。
所作の特徴と魅力
所作は、兵庫県姫路で生まれたブランド。本社・ノーノーイエスが姫路に構えるスタジオで、裁断から組み立てまで、すべて自社で製造しています。
ブランドコンセプトは、「”お金を包む”動作自体を所作としてデザイン」すること。お祝い事でなじみ深い「袱紗(ふくさ)」をモチーフにした作りや、日本ならではの動作を生む形やジャパンレザーなど、日本発信にこだわったブランドです。
財布を中心に、カードケースなどの革小物やバッグを展開しています。
革素材のこだわり
所作が使用するのは、歴史のある革産地、兵庫県姫路の天然皮革。世界的にも珍しい製法で、丹念に仕上げられた植物なめしのレザーです。
丈夫で、使うほどに色濃く光沢が増していき、経年変化を味わえます。
牛革を始め、カエルやコードバンなどさまざまなレザーを取り入れている所作。天然皮革ならではの個体差を、個性として捉えて積極的に使用しています。
例えば革の繊維の密度の違いによって染まり具合が異なる「染めムラ」も、デザインの一つとして生かすことで、革製品の魅力として提案しています。
デザインへのこだわり
所作の看板商品といえば、贈答品を包む「折形」様式をモチーフにした財布。
上質な一枚革を縫わずに折って成形し、他では見られないユニークなデザインに仕上がっています。長財布以外のミニウォレットなども全てシームレスで、一貫したブランドのこだわりを感じさせます。
所作のもうひとつの特徴は、デザイン展開。赤や青といったカラーレザーのほかに、革にペイントやスプレー箔などを施した、大胆な柄装飾の展開が多数あります。
個性的なデザインは、水墨画や和紙など日本の文化が着想源。幻想的な孔雀色のオーロラや、ゴールドの雲母などキラキラと光るインパクトのある加工も人気です。
財布の外ではなく、内側だけに施されたデザインもあります。
革財布の価格帯
所作の長財布は約2万5千~7万円の価格帯。コインケースも含めたミニ財布は、約1万5千円~6万5千円で販売されています。
コードバン素材など高価格帯を除くと、ミニ財布、長財布ともに2万円台で豊富なバリエーションが揃っています。
実際に手に取ってみたい!所作の販売店舗
所作の実店舗は、銀座にあります。また、所作を運営するノーノーイエスの各店舗でもラインナップを見られます。実際に商品を手に取ってみれるので、実店舗もぜひチェックしてみてください。
実店舗 | 5店舗:所作 銀座店、ノーノーイエス 東京本店、ノーノーイエス 京都店、ノーノーイエス 姫路店、ノーノーイエス 仙台店 |
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オンラインストア | 2店舗:BASE、Yahoo! ショッピング |
所作のショップで受けられるサービス
最後に、所作のショップで受けられるサービスをご紹介します。ギフトや、実際に使い始めた後のメンテナンス相談などに活用してくださいね。
ギフトラッピングサービス
所作ではギフトラッピングが無料です。
ブランドのコンセプトである一枚革とおなじ、一枚紙で出来ている専用箱を使用しています。リボン替わりに革紐をあしらったシックなラッピングは洗練されていて、ユニセックスで喜ばれます。
刻印サービス
有償オプションで、商品への名入れ刻印ができるサービスもあります。
一部の財布とカードケースが対象。フラップの内側に、熱と圧をかけて手作業で刻印されます。ゴールド、シルバー、ブラックと3色から選べるのも魅力。ギフトにもぴったりです。
メンテナンス
所作を製造するノーノーイエスの姫路スタジオでは、有償でメンテナンスを行っています。
クリーニングや再形成といった通常内容のほか、柄物商品は加工や張り直しなどのメンテンナンス対応も相談可能。メールでの問い合わせに対応しています。
口コミから見る所作 革財布の評判
独特なデザインを提案する所作の革財布。やはり気になるのは、実際の購入者からの評判ではないでしょうか。
ここからは、所作のネット上での評判を探ってみましょう。まずは、所作の財布を購入・使用した人のレビューをチェックします。
良い口コミ・レビュー
まず、BASE公式ショップの評価は607件。うち良い評価が595件と、おおむね満足している様子が伺えます。Yahoo公式ショップの評価は29件、4.97とこちらも高評価です。
内容は、デザインや使い勝手など商品に満足する声が多数。次いで多いのは梱包の美しさ、迅速な発送など、ショップの対応の良さでした。特に、商品が動かないよう工夫されたラッピング、オリジナルの箱に特別感を感じる人が多いようです。
「所作 財布」をSNS上で検索すると、デザインやレザーに対して「かっこいい」「触り心地がいい」「質が高い」という声が見られました。
個性的で周りとも被りづらいことから、おしゃれな人がこだわって持つ財布という意見もあります。また、購入した財布のエイジングの様子を載せている人も多く、革好きからの支持を集めていることも伺えます。
気になる口コミ・レビュー
続いて、気になるレビューを見ていきましょう。
SNSでは、「使いにくい」という意見がありました。所作の特徴でもある財布の独特な作りは、一般的な財布とは異なります。このため、慣れるまではお金の出し入れが大変に感じる可能性があります。ただ、慣れてしまえば逆に使いやすいという声も見られました。
このほか、ゴージャスな金色や、装飾の多いデザインは賛否両論のようです。大胆な柄やゴールドなど煌めきのあるカラーは特に目を引き、個性的である分、人によって好みが分かれるもの。万人受けするものではないと知った上で、ご自身の好みで検討するのが良さそうです。
ユーザーの年齢層や性別
レビューからは、男女を問わず、幅広い年代が自分用やギフトに選んでいることが分かります。実際に所作の財布を取り扱うセレクトショップでも、20代から60代まで幅広い年代の男女が購買層だと言います。
ネットレビューでも、パートナー以外に父や母、息子へのプレゼントという声もあり、老若男女に選ばれていることが伺えます。
ユニークな所作ならではのデザインに惹かれる方はもちろん、収納力もその一因。現金だけでなく、領収書やポイントカードなどが多く入るため、女性や年配者からの支持も厚いようです。
参考サイト:所作の長財布 ? フリースピリッツ 神戸店
所作の革財布は日本らしさを感じさせるオリジナルデザインや色柄展開が魅力
所作のネット上での評判をご紹介しました。
所作の財布の魅力は、日本らしさを感じさせるオリジナルデザインや色柄展開であり、その世界観にファンも多いことが分かります。
購入者やSNSのレビューを見ても「ださい」という意見はなく、おしゃれなデザインに満足している声が多数。姫路レザーの使用感や経年変化にも定評がありました。
他方、一部レビューでは「使いづらい」といった声も見られました。よくある財布とは異なる作りのため、慣らす時間が必要になることは知っておきましょう。また、大胆なデザインは好みが分かれることも伺えました。
シンプルな黒一色から、カラフルな箔やペイントを施したものまで、デザイン展開が豊富なのも所作の特徴。自分らしい1品を見つける作業も、じっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
所作のおすすめ革財布
次に、所作で人気の長財布とコンパクト財布をご紹介します。
1. 所作 ベーシック ロングウォレット
所作を代表するレザー長財布のベーシックモデル。袱紗(ふくさ)のようにお金を包むデザインで、どこから見てもレザーの美しさが映えます。フタとマチが付いたコインケースで小銭の落下を防ぎます。
2. 所作 黒和紙/白和紙 ロングウォレット
さりげないデザインを求める人におすすめの長財布。牛革に和紙をボンディング加工し、レザーではないような独特の風合いを楽しめます。内側のブラックレザーとのカラーコントラストもおしゃれ。
3. 所作 革の水墨画 Smokingrey ロングウォレット
水墨画が投影されたような美しい長財布。シワや筋といった皮革の個性も味となって、水墨画の濃淡と馴染んでいます。使うほどに茶色味や艶が増す様子も楽しめるので、個性的なレザーが好きな方に。
4. 所作 コードヴァン ショートウォレット2.0
贅沢にコードバンを1枚革で施したショートウォレットです。一般的な二つ折り財布のサイズ感で、ユニークかつ機能的な内部の折り構造も魅力。高級感漂う革は堅牢で、長く愛用したい人におすすめです。
5. 所作 ブライドル ショートウォレット1.0
ブライドルレザーを使用した財布は経年変化を楽しみたい人にぴったり。蝋引き加工した革は使うごとに艶が増し、美しい重厚感を楽しめます。お札は2つ折りにして収めるシンプルな仕様です。
6. 所作 cp ウォレット 2.5
普段あまりキャッシュを持ち歩かない人におすすめのミニ財布。小銭入れはパカッと開き中身が見えやすい仕様です。金具を一切使わないシームレスなデザインで、差し込み型のフラップも特徴的。
7. 所作 ブライドル cp 3.5
ほどよいサイズ感のコンパクト財布です。片手で開く小銭入れや4つのカードポケットと、収納力とスマートさのバランスが取れた一品。よく触れる場所から、レザーの風合いと艶が増していきます。