【評価】ガンゾ(GANZO)のシンブライドル長財布レビュー

【評価】ガンゾ(GANZO)のシンブライドル長財布レビュー

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高品質アイテムを展開し、本物の革好きから愛されている「GANZO」。コードバンと並び人気を博す「THIN BRIDLE」コレクションのファスナー小銭入れ付き長財布をレビューします。

 

おそらく今回の財布を実際に入手してレビューしているのは当サイトだけです。

 

※商品提供は受けていません。自腹購入です。

シンブライドル ファスナー小銭入れ付き長財布レビュー

■ 素材

 

GANZOが使用しているブライドルレザーは「J&E セジュイック社」のもの。ブライドルレザーを製造するイギリスの老舗業者です。

 

伝統の技術と製法を貫いており、出来上がりに約18週間もの時間を要するとのこと。丁寧に作られたJ&E セジュイック社のブライドルレザーは、その仕上がりの美しさが人気のひとつです。

 

セミアリニン製法で仕上げられた革色は奥深く、キズや血筋などが目立たないため見た目のジャッジに大変きびしい日本人でも満足できるものとなっています。

 

 

「THIN BRIDLE」は表面がブライドルレザー、内側がヌメ革というコンビネーションのシリーズです。ブライドルレザーは革の厚みを薄くしたGANZOオリジナルで、革の品質や特性をキープしつつすっきりとした見た目と使いやすさを追求しています。

 

おろしたてで味わいたいのがブライドルレザー特有の表面の白い粉、グリース。まだらに入った模様は手にした革にしか現れない唯一無二のものです。

 

また、表面に薄く筋が入っており、丁寧にブラシをかけた跡が見て取れます。職人の手仕事を物語る独特の風合いが心をくすぐります。

 

 

使い初めはマットで乾いたような見た目をしていますが、財布を使ううちにグリースが革に染み込み、潤いと光沢が増していきます。ブライドルレザー最大の愉しみと言って良いでしょう。

 

特別なケアは不要で、気づいたときに柔らかい布や手で撫でてあげるだけで表面のツヤをキープできるそう。革には防水加工を施していないとのことですが、革にたっぷりとオイルを染み込ませているおかげで水気に強く、シミができにくく、扱いも楽だと言います。

 

しっかりと処理が行われている革だからこそ、気を揉むことなく美しい経年変化を楽しめるでしょう。

 

 

内側のヌメ革は適度な弾力と硬さがあり、ところどころシボ部分が濃い色になっていて自然で素朴な色合いです。

 

裁断面のコバは光沢感のある飴色でつややかさが際立っています。

■ 旧モデルからの変更点

 

今回のファスナー小銭入れ付き長財布は元々販売されていたモデルを2箇所仕様変更したものです。

 

1つ目はポケットやバッグの中に入れやすいよう既存の縦幅サイズを0.5cm短くし、スリム化を図っていること。2つ目はコインケースのファスナー位置を下げ金具が見えにくい仕様になっています。

 

特に2つ目の仕様変更は、金具の無機質さで美観を損なわないよう工夫されたGANZOの強いこだわりを感じる部分です。

■ カードスロット・フリーポケット

 

カードスロットは上下に6ポケットずつの計12箇所。長財布ならではの収納力はやはり安心感があります。

 

カードポケットの横幅は9.2cmほどあります。ヌメ革の柔軟性があるため数枚重ねて入れることもできますが、1ポケットに1枚すっきりと入れたほうがGANZOらしくスマートです。

 

カードスロットに並列して備えられたフリーポケットは上下にひとつずつ、計2箇所あります。こちらもあまり膨らませすぎないよう整理して使用したいものです。

■ 札入れ

 

札入れはコインケースの奥にあります。大容量収納とは言えないものの日常持ち歩きたい分はしっかり入り、現金とカードを使い分ける現代人にはちょうど良いでしょう。

 

また、コインケースの手前、カードスロットの裏側部分にもポケットがあります。お札の仕分けとして使用したり、レシートなど領収書を入れたりするのに最適です。

 

既存モデルから縦幅が短くなっていますが、札を入れても端が出ることはありませんでした。

■ コインケース

 

コインケースは長財布の横幅いっぱいのスペースがあり、口が広く見やすくなっています。

 

ファスナーの下止とスライダーの裏側にはGANZOロゴが入っています。メーカーは定かではありませんが、高級ブランドのようにロゴを入れオリジナルを採用しているあたりYKKではないかと推測します。

 

ファスナーを引く感覚はややガリガリと音がして若干の引っかかりがあるため、クオリティはやや下げていると思われます。ただし、ツマミだけブランドネームを入れたパーツを採用しているのとはわけが違い、ファスナー自体にブランド刻印を入れているのは本気のこだわりの証です。

 

旧モデルよりファスナー位置を下げていますが、金具が見えないギリギリのラインに抑えているのと、ヌメ革の平たく持ちやすいツマミのおかげで使いにくさは感じられません。

■ 縫製

 

ものづくりに強いこだわりを感じるGANZOで、やや気になったのがこの部分。縫い目もまっすぐきれいで等間隔、強度が必要な部分は二重で補強されていて、縫い方に対しては文句なしパーフェクトです。

 

しかし、縫い穴の大きさと糸の太さの均整がとれていないように感じます。特に表面は縫い穴が大きさに対し糸が細くつっているように見えます。縫い穴の存在感で革の美しさの邪魔をしているように見えました。

 

ただ、近づけてじっくり観察すると気づくようなことなので、通常は気にならないかと思います。

 

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【総評】

オーソドックスな折りたたみ長財布の形状ながら、仕様やデザインにこだわって工夫を凝らしているのが見て取れます。

 

高品質な素材をより良く生かすため、既存商品をアップデートしているのも好印象です。GANZOを選べば間違いない、と思わせる頼もしささえ感じます。

 

ブランドに対する信頼感があるからこそ、ファンも多く評価されているのでしょう。

 

 

ヨーロッパのハイブランドのような華やかさはなくとも、日本人が満足するポイントに十分に応えながら、地道に我が道を貫く硬派なアイテムです。

 

GANZO公式サイト