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公式サイト商品レビューが4.96と高評価、人気雑誌「monomax」財布大賞2023年最優秀賞に選ばれている「シラサギレザーファスナー付通しマチ長財布」。ユーザーからの厚い支持を受けるロングセラー商品の秘密を探っていきたいと思います。
キプリス公式通販サイトで紹介している「メンズ総合人気ランキング」では、「シラサギレザー」を採用した多くのアイテムがランクインしています。長年愛用しているというユーザーも多く、シラサギレザーがキプリスブランドの顔と言っても過言ではありません。
シラサギレザーとは、兵庫県姫路市でなめされた牛革のことを言います。ご当地のシンボル、白鷺城の名前を取って名付けられました。
原料は、生後6ヶ月から2年以内の牛から加工されるキップスキン。牛にとってストレスの少ない広大な大地で育てられた北欧の原皮を使用しています。寒い地域で育った牛は、繊維が細かく肌質のクオリティも上等です。
上質なキップスキンに、タンニンなめしとクロームなめし処理が行われた後、水溶性アリニン染め、アンティック加工で仕上げられて、しっとり艶やかなシラサギレザーが作り出されます。
表面には濃淡のグラデーションが見られ、ひとつとして同じものはありません。ずっと眺めていたくなるような奥深さを感じます。
キプリスのシラサギレザー財布の良さは、質が良いだけにはとどまりません。独特なグラデーションを持ちながら、主張は控えめ。
加えて財布の形状はシンプルで、表面に華美なブランドロゴやプリントもなく「ブランド」が先行することはありません。フォーマルなシーンからカジュアルなスタイルでもすんなりとマッチする汎用性があります。
「個性的すぎるのはちょっと…でも大人しすぎるのもつまらない」といったニーズにうまくはまるのではないでしょうか。
内側はヌメ革で、ロウ引き処理が行われています。現在このモデルのカラーバリエーションは7色ありますが、内側は統一してこちらの革が使用されています。
キプリスの財布と言えば…と思い浮かべるポイントのひとつかもしれません。
長財布を探しているときに迷うのが、財布の形状。当サイトではファスナー式の長財布をご紹介する機会が多いですが、折り畳み長財布のメリットとは何でしょうか。
まず、圧倒的に勝るのが薄さです。ファスナー式財布は幅部分にファスナーが取り付けられるので、それだけで厚みが増します。長財布でスリムさを求める場合は折り畳みが良いでしょう。スーツの内ポケットやパンツのポケットにもすっきりと入り、表に響く程度が格段に変わってきます。
また、現金派でもそこまで入れるものがない、という場合にも折り畳みが良いでしょう。
現金もカードも領収書も、何でも財布に詰め込んでおきたいという場合は、ファスナーでおさえこんでしまえる長財布が適していますが、折り畳み長財布は容量オーバーになると二つに折り切れず浮いてきてしまいます。
財布に入れられる限界が幅までというリミットがあるため、財布の中身を整理整頓して綺麗に保ちたいと思う方には折り畳み長財布が適しています。
財布のデフォルトサイズは約W190×H90×D15mm。一般的な折り畳み長財布のサイズと大差ないので、今まで同じ形状の財布を使用していたという方には違和感なく使えます。
仕様は、札スペース×1、コインケース×1、カードスロット×9、フリーポケット×3となっています。各パーツを詳しくみていきましょう。
財布を縦に持って開いたときの右側に縦入れのカードスロットが5箇所、左側に横入れで4箇所。どちらも財布を開いてすぐ触れられる表面に装備されています。
2つのエリアに分けられているのを利用して、左はポイントカード、右は決済用や銀行系のカードなど、カードの種類によって入れる場所を定めておくことができます。
左右どちらのスペースにも、カードに対して1cm程度のあそびがあり出し入れはスムーズです。
カードスロットの部分で気になるのは、縦入れと横入れが混在していること。縦か横、どちらか統一させた財布が一般的なため、二種類の出し方に使いにくさを感じてしまうことがあるかもしれません。
横入れのカードスロットのすぐ奥が札スペースになっています。
底部分にはマチが設けられており、そのサイズは1.5cm。1万円札一枚の厚みは0.1mmなので、単純計算で150枚入ります。縫製やマチの重なりで若干収納力は落ちますが、それでも充分です。
先ほどラウンドファスナー財布より収納力は劣るという話をしましたが、このマチのおかげで必要な現金はしっかりと持ち運びできるようにできています。
コインケースは札スペースの奥、背中側にあります。
位置的にやや使いづらさを感じますが、ファスナーとスライダーの間に丸カンがつけられているおかげで適度な長さがあり、可動域も広く開閉しやすい工夫がされています。
コインケースにマチはないものの、横幅いっぱいの広いスペースが確保され収納力は申し分ありません。
フリーポケットは縦入れのカードスロットの奥、札スペースの奥、そして横入れのカードスロットの手前にそれぞれ装備されています。幅が広く持ち手の好きなように使えます。
この財布を見て特に良いなと思うポイントが2つありました。
まずひとつ目が革。シラサギレザー表面の美しさもありますが、革が柔らかく厚すぎないので、財布を真反対に折ることができます。
革をくるりと返しても適度にしなり、不安な気持ちを持つことなく片手に収められました。堅い革や分厚い革にはできないことだと思います。フラットに開いて使う以外の持ち方ができるのは大きな強みと言えるでしょう。
とはいえど、両端に負荷がかかって革にしわが寄ったり、亀裂が入ってしまったりすることも考えられるので酷使するのはやめておくのが無難です。
もうひとつは仕上がりの良さ。コバ処理や捻引き、縫製がきれいなのはもちろん、革の端のラウンド部分のしわ寄せも丁寧にたぐられ、細かい部分もぬかりありません。手間をかけて作られている事が良く分かります。
【価格】24,200円(税込)
キプリスは財布の製造を外注せず、自社で職人を抱えてほとんどを社内で製造しています。それにより製造コストを抑えることができ、他社よりもリーズナブルな価格で販売しています。
今回レビューした財布も品質に対して24,200円という価格はかなり安いと感じます。
日本の信頼あるブランドの品質のしっかりした財布を3万円以内で買いたいという方におすすめです。
【価格】24,200円(税込)