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英国伝統の馬具用皮革・ブライドルレザーを内外装に使用した長財布です。ロウを染み込ませることでしなやかさ・堅牢さ・耐久性を増すと同時に、財布全体のスリム化が図られていて、約2cmの厚みと、端を絞り込んだようなフォルムは、スーツポケットへの出し入れもスムーズです。使い込むほどに、表面の白い粉状の模様(ブルーム)が艶へと変化し、美しい経年変化を見せます。美しさ・スマートさ・実用性を兼ね備えた、管理人一押しの一本です。
【タイプ】ラウンドファスナータイプ
【外装】ブライドルレザー
【内装】ブライドルレザー・ヌメ革
【価格】54,000円(税込)
【スコア】総合:92点
中身をきっちりとガードしてくれるラウンドファスナータイプで、ファスナーも基本的にはスムーズ。但し、このウォレットはかなり薄く造られている為、見た目だけでなく、スーツポケットなどへの出し入れもスマートな一方で、下にも書きましたが、ある程度中身が入るとファスナーが締まりづらくなってしまいました。結局、機能性としてはプラスマイナスゼロといったところでしょうか。
表面の白いブルームがなんといっても特徴的で、その下の外装部分の艶と合わせ、かなり高級感があると思います。また縫製も、目が細かく正確なスティッチラインだと思います。特に縫製が目立つようなデザインではありませんが、よく見てみると、どの部分の縫い目もまっすぐに伸びていて、気持ちが良いです。
実寸サイズとしてはことさらコンパクトというほどでもないのですが、ラウンドファスナー部分に向けて、外装が緩く絞り込まれるようなラインを持っていて、ファスナーを閉じるとかなりすっきりとした印象になります。
下の写真は、同じココマイスターのブライドルグランドルウォレットと重ねてみたところ(上が、ジョージブライドルロイヤルウォレット)。グランドウォレットが厚み2.5cm、ロイヤルウォレットが厚み2.0cmですが、ロイヤルウォレットは、端の革がファスナーに向けて絞り込むように縫い合わされていて、数字以上に細身に感じます。
これだけ収納しても、下の写真のように、ファスナーを閉じるとすっきり収まります。
小銭入れ部分は、片側に専用のマチがあるため大きく広げることが可能で、小銭の選別も非常にやりやすくなっています。この小銭入れのマチがあるかどうかで、日常の使い勝手がかなりかわってくると思います。管理人が現在愛用しているものには、このマチがないため、コンビニの支払いなどでかなり苦労します。
下の写真は500円玉2枚〜1円玉5枚まで、計25枚の硬貨を入れた状態ですが、これだけ開けば、選別が楽な上に、小銭入れの奥に硬貨が挟まったりすることも避けられます。
札入れ部分は左右に2つ。どちらも、財布自体の「マチ」がせり出してくるので、札束のような厚みがあるものを入れるのは困難ですが、一般的な使用範囲であれば、特に問題はありません。
カードポケットは8枚分。特に多くも少なくもない感じでしょうか。いずれも出し入れは普通にスムーズです。
【お気に入りポイント】スリムなフォルムと、素晴らしい質感。
【残念ポイント】中身を多目に入れたときに、ファスナーがスムーズに閉じなくなる場合がありました。ふくらんだ部分を手でおさえると、閉めることはできます。下の写真は、上のお札+コインセットをすべて入れた状態で、ひっかかりがあった部分。
元々この「ジョージブライドル・ロイヤルウォレット」は、ココマイスターの売れ筋財布「ブライドル・グランドウォレット」(32800円)の上位バージョンにあるような位置づけで、50000円という価格もココマイスター全ラインナップの中で、最も高い部類でした。
ところがここ1〜2年でより高級なラインナップが増えた結果、価格的には中盤とも言える位置づけとなりました。だから、お手頃というのもおかしいのですが、5万円の価値は120%ある財布だと思います。海外ブランドの5万円を選ぶなら、こちらの方が断然良いでしょう!
【価格】54,000円(税込)