今回レビューするのはビジネスバッグを中心に取り扱いしているECサイト「TRANSIC(トランジック)」のオリジナルバッグブランド、GOLDMEN(ゴールドメン)です。
「Durability(耐久性)」「Status(社会的地位)」「Modern(現代性)」をコンセプトに、現代のビジネスシーンに適したバッグを展開しています。
ここではトランジック(ゴールドメン)で一番人気のビジネストートバッグをレビューします。
[ LENO ] 第2世代 本革 ビジネストートバッグ レビュー
GOLDMENの「LENO」シリーズは、定番かつ中核に位置するラインです。改良を重ねられた本モデルの実用性を見ていきます。
■ サイズ

外寸の公式サイズは横幅40〜43cm、高さ30cm、マチ14cm。近年のビジネスバッグとしてはやや大きめの部類です。
男性が持つバッグは体型とのバランスが非常に重要で、全体の印象を左右します。バッグ単体で見ると大きく感じますが、実際に持つと違和感はなく、むしろちょうど良いと思えるでしょう。
底部分は丸みのある形状で、肩掛けを前提とした設計です。カジュアルな要素を持ちながら、レザー製できちんとして見えます。外回りの多いシーンでも、誠実さや落ち着きを損なわない仕上がりです。
■ 素材

ベースに使用されているのは牛床革(スプリットレザー)です。
牛床革は、本革の表面を割いた下層部分にポリウレタンなどの樹脂でコーティングしたもので、水に強く手入れはほぼ不要。硬くしっかりしていて経年変化が出にくく、デイリーに使用するバッグとして最適です。
一方、化学樹脂を使用しているため経年劣化は避けられず、5年程度で買い替えが必要になります。常にきれいな状態を保ちたいのであれば、一定のサイクルでの買い替えも現実的な選択といえるでしょう。

バッグの間口やハンドル、底の角部分は本革を使用。外部からの刺激が多く負荷のかかる部分に採用され、しなやかさや強度を持たせています。
床革は素材としては本革に劣りますが、落ち着いたマットな質感で安っぽさは感じません。 厚手でハリがあり、やさしい光沢と豊かな表情が感じられ十分な存在感があります。化学臭は多少あるものの、気になるほどではありませんでした。
一方、本革部分はより厚みがあり、光沢も強めです。見た目にも耐久性の高さが伝わって頼もしく思えます。
内装はナイロン系素材。繊維がぎゅっと織り込まれた厚手の生地で、タフに使用してもへこたれない安心感があります。
重量は1.4㎏あり、ふんだんに革を使用していることを考えると軽いですが、中身を入れると重さが出るので事前の心構えは必要です。
■ 仕様・収納力

ビジネスバッグにおいて内側のレイアウトは重要です。
片面にはクッションの仕切りのあるPC収納、その手前にはペンホルダーが3本分入るスペース、手帳やメモ帳等を入れておけるミニポケットが2箇所配置。
もう一方には横幅約24cm程のファスナー付きのポケット、B4のノートを横にして入れられるポケットが設けられています。
スペースによってサイズ感やマチの有無が異なり、用途に応じた収納がしやすい設計です。物の定位置が決まりやすく、取り出しのスムーズさにもつながります。
メインスペースは、縦横ともにゆとりがあり、ファイルや書類などの仕事で必要な持ち物のほか、お弁当や水筒も無理なく収納可能です。また、下着やシャツを入れる程度であれば一泊程度の出張にも対応できるでしょう。
とにかくふんだんに物が入るので、不足を感じる場面はほとんどありません。ただし、その分荷物を入れすぎると重量が増すため、ある程度の整理は必要です。

外側にはファスナーポケットが一箇所備えられています。スマホやミニ財布等を収納するのに最適で、必要な時にさっと取り出せて便利です。さらに、ポケットを体側にして持ち運べば防犯対策にもなります。

開口部はファスナー付き。収納物の保護に加え、間口より少し下げた場所に作られ外から見えにくく、シルエットが美しく保たれる工夫がされています。
■ 持ち手

持ち手は芯材が入っており、非常に硬く頑丈な作りです。
大容量バッグに耐えうるハンドルとしてふさわしいものの、この硬さゆえ長時間の持ち歩きは肩への負担を感じる可能性があります。
別売りのショルダーストラップを導入すれば、重さ対策や持ち方のバランスを整えられ、より快適に使用できるでしょう。
■ コバ

バッグ開口部や内装ポケットの間口はヘリ返し、持ち手はヘリ返し合わせで処理されています。どちらの方法も緻密な裁断と丁寧な折り返しが必要で高い技術が必要です。耐久性を求められるバッグに相応しい仕様と言えます。
■ 縫製

革が厚く縫製には苦労するでしょうが、丁寧なラインを描いています。素材によって糸の太さや種類を使い分けている点も評価できます。
■ ファスナー・金具

ファスナーはYKKの5号で、バッグに使用される標準的なサイズです。真鍮系のカラーを意味する「G」の刻印も確認できます。噛み合わせのエレメントにややがたつきがありますが、本革の長めのツマミがついており操作性は気にならないでしょう。
持ち手についているカンやストラップを取り付ける金具も真鍮カラー。角がまるく滑らかに面取りされていて肌当たりが良く、重厚感もあります。

底部分には5箇所底鋲が取り付けられています。角擦れや汚れを軽減させる細やかな配慮がされていることに感心します。
総評
堅苦しくなく、カジュアル過ぎないちょうど良さで現代のビジネスシーンにマッチしたバッグです。
見た目はもちろんのこと、内側の仕切りやポケットのレイアウトが秀逸で、収納力も申し分ありません。使いやすさを徹底的に考えられていることに感嘆します。

場所によって革質を使い分け、2万円以内という価格を実現しているのにも好感が持てます。
カラーは4色展開で、スタイルや用途に合わせて選択可能。自分好みの一色を見つけられます。
| 設立年 | 2021年 |
|---|---|
| 主な価格帯 | 20,000円以下 |
| 年齢層 | 20代~30代 |
| 製造地 | 海外 |
| 品質 | 高い |
