※ この商品は販売終了しました。
マルティーニアーバンウォレットは、「くったり」とした質感と、高級感のある素材の組み合わせで、「ビジネス・カジュアル」とも言うべき大人の雰囲気を持つ財布です。
オンオフ兼用で余裕のある大人を演出してくれそうなこのウォレットは、他とは一味違う長財布を探している方や、二本目を探している方にもおすすめです。
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マルティーニ・アーバンウォレットのレビュー
■ 「くったり」とした質感
マルティーニアーバンウォレットの最大の特徴は、その「くったり」とした質感にあります。これは公式サイトでも用いられている表現で、何だかくたびれているようにも聞こえてしまいますが、少々補足すると「高級感のあるくったり感」、「ずっしりと柔らかいくったり感」とでも言うべき質感です。
表面には革らしいシボ模様があり、手触りもしっとりと心地良い感じです。
使用される革は、内外装ともにイタリア製高級皮革マルティーニで、ビジネス用途でスーツに合うのは勿論のこと、休日にジャケットから取り出しても大人の雰囲気を醸し出してくれます。
こちらは少々意図的に力を加えてみたところですが、通常の革財布に較べて全体がしなやかな造りになっていることがわかります。
■ マルティーニについて
「マルティーニ」は、ココマイスターで人気の「マットーネ」と同じタンナーが生み出すイタリア伝統の皮革で、植物タンニンで鞣した革に、ゆっくりと時間をかけてオイルを含ませるパケッタ製法で造られます。
通常の何倍ものオイルを含んだ革は重みを持つと同時に、革らしいエイジングによる変化も楽しめる高級オイルドレザーとなります。
「マットーネ」もほぼ同じ工程を経て造られる革ですが、最終工程で、マルティーニには行われない卵白による磨き加工が加わるため、表面に艶があります。
マットーネシリーズで同じファスナー無しの長財布ですと、マットーネマルチウォレットという、やはり大人のカジュアル感がある財布があり、選択の際は迷いそうです。
(写真下:マットーネマルチウォレット)
両者を較べてみると、内装にヌメ革を使用した「マットーネマルチウォレット」は、より薄く(2cm)・軽く(127g)・安く(27,500円)なっています。
一方、マルティーニアーバンウォレットは、厚みはほぼ同じ(2.2cm)ながら、内装にも外装と同じ革が使用されていてより高級感があります。重さ(200g)と価格(42,000円)はその代償と言えるでしょう(価格はいずれも2017年2月現在)。
■ 収納力抜群の実用性
肝心の財布としての機能ですが、抜群の使い勝手と収納力を持っています。まず収納力としては、通しマチの札入れx1、ファスナー付き小銭入れx1に加え、カードポケットx15、フリーポケットx4の構成。これはココマイスター内ではもちろんのこと、他ブランドとくらべても抜群の収納力と言えます。
これは同じココマイスターのプルキャラックロンバルディア、ロンドンブライドルスプレッドイーグルなどと同じで、非常に良いレイアウトなのですが、マルティーニアーバンウォレットの場合は革が柔らかい為に更に使いやすくなっています。
どの収納部分も、出し入れに余裕があり、文句なしの使い勝手です。例えば、カードポケットは、購入直後にありがちな窮屈感もなく、最初から出し入れがスムーズです。
お札入れ内部にもカードポケットが4つと、フリーポケットが1つ。健康保険証など、絶対に落としてはならないカードなどを入れるのに最適で、アクセスも容易です。
小銭入れも開口部が大きく開くため、奥の隅に挟まった小銭の取り出しも簡単です。小銭入れの内面も、布張りや合成皮革ではなく、手抜きがありません。耐久性の面でも安心です。
これだけの収納力を誇りながら、財布自体の厚みは2.2cmと最薄の部類に抑えられています。
しかも、札入れ部分は通しマチ仕様となっている為、「束入れ」としても優秀です。100万円相当の束もご覧の通り、なんの違和感もなく収まってしまいます。
こちらは蓋を閉じたところですが、無理なく収まっている様子がわかります。
見た目の派手さこそありませんが、マットな風合いで、オンオフ両用の実力派ウォレットは、長く相棒となってくれそうな一本です。
※ この商品は販売終了しました。
価格 | 45,000円 |
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レザー | 表面・内装共に欧州産オイルレザー・マルティーニを使用(牛革) |
縫製地 | 日本 |