ココマイスター【ロンドンブライドル】おすすめの財布3選

ここではロンドンブライドルの財布を紹介しつつ、ロンドンブライドルがどんな革なのか解説もしてみたいと思います。

目次

おすすめの長財布3点

1 ロンドンブライドル・グラディアトゥール

この財布の特徴

外側にブライドルレザーをまとい、内部にはイタリアンレザーであるマットーネを使用した長財布です。丈夫で、高級感があり、収納性も高いです。個人的に文句なしの長財布です。

価格45,000円(税込み)
評価評価5
備考外側はブライドルレザー・内側はマットーネ・いずれも欧州産・日本製

2 ロンドンブライドル・スプレッドイーグル

この財布の特徴

1位と同じくブライドルレザー&マットーネという組み合わせの財布です。折り畳みで使い勝手が良く、ラウンドタイプよりも固めの印象を与えます。カラーによってビジネスでもカジュアルでもいけます。

価格47,000円(税込み)
評価評価5
備考外側はブライドルレザー・内側はマットーネ・いずれも欧州産・日本製

ロンドンブライドルの二つ折り1点

1 ロンドンブライドル・パースファントム

この財布の特徴

こちらはコンパクトな二つ折りタイプの財布です。今まで二つ折り財布を使用してきて、長財布に変えるのが不安な方にはこちらをおすすめします。

価格37,500円(税込み)
評価評価5
備考外側はブライドルレザー・内側はマットーネ・いずれも欧州産・日本製

ロンドンブライドルとは?

ロンドンブライドルシリーズは、2016年末に新たにココマイスターのラインナップに加わった新シリーズです。これまでもブライドルレザーを用いたシリーズは多く展開されてきましたが、新シリーズの内容やその魅力についてレビューしてみたいと思います。

■ ロンドンブライドルシリーズと他のブライドルシリーズの違い

ブライドルレザーは様々なブランドの革財布・革鞄などの定番素材として用いられている高級皮革で、多くの革製品ファンを魅了しています。当レビューで取り上げる「ロンドンブライドル」シリーズはココマイスターのラインナップの一つですが、ココマイスターの中でも、ブライドルレザーを用いた物は、ロンドンブライドルを含め大きく分けると3シリーズ存在します(2017年2月現在)。

ロンドンブライドルの特徴を知るために、まずはそれぞれのシリーズの違いを簡単にまとめてみましょう。

一つ目は、ココマイスターの定番中の定番「ブライドル」シリーズで、外装にブライドルレザー、内装にヌメ革を使用します。ココマイスターの人気No.1ウォレットとも言えるラウンドファスナータイプの「グランドウォレット」や、同じく人気の高い「インペリアルウォレット」もこのシリーズに属します。内装がヌメ革なので、比較的抑えた価格になっているのもポイントです。

※ ブライドルインペリアルウォレット


二つ目は、内外装ともにブライドルレザーを用いた「ジョージブライドル」シリーズです。価格的にも3シリーズ中最も高い設定になっていますが、その分高級感があり、ウォレットの厚みも最も薄く仕上がります。

※ ジョージブライドル・ロイヤルウォレット

三つ目は、本レビューで取り上げる「ロンドンブライドル」シリーズで、外装にブライドルレザー、内装にマットーネレザーを使用した、3シリーズの中では最も新しいシリーズです。このマットーネレザーは、ブライドルレザーと人気を二分するイタリア生まれの高級皮革なのですが、この2つの人気皮革を同時に楽しめる「一粒で二度美味しい」のが最大の特徴と言えるでしょう。

※ ロンドンブライドルスプレッドイーグル

では、次に内外装の皮革そのものについて、おさらいしてみたいと思います。

■ ブルームの美しいブライドルレザー

ブライドルレザーは、英国で馬具用として用いられてきた長い歴史を持ちます。特に馬の頭部・くつわ周辺の革は、馬を傷つけないような「しなやかさ」と共に、革を引っ張って馬を操縦するための「強度」や、風雨に耐える「耐久性」などが同時に求められます。
この高い要求水準に応えるための知恵が「革をロウ漬け」するという工程で、これによって革にしなやかさと耐久性が加わるのです。

革に染み込ませたロウが革の表面に浮き出てきているのが「ブルーム」と呼ばれる、白い粉状の紋様です。これまで数多くのブライドルレザーを見てきましたが、このブルームの状態・濃さは、固体によってかなり変わります。また、当初は白くまだらに浮き上がるブルームも、使用しているうちに徐々に革の表面に溶け込んで、自然な艶へと変化していきます。

ちなみに今回入手したロンドンブライドルは、商品が新しいこともあってか、外装は白く霞がかかるような状態でした。

これだけ浮いていると、使う度に手についたり、スーツを汚したりしてしまうのではと心配になるかもしれませんが、実際には目に見える形で白い粉がついたり、ベタついたりするようなことはありません。

■ マットーネレザーについて

内装に用いられるマットーネレザーは、上で触れた通り、ブライドルレザーと人気を二分する皮革です。

これはイタリア老舗タンナーの伝統的な「バケッタ製法」によって作られる革で、表面の絶妙なシボ感、オイルをたっぷり含んだしなやかさ、そして卵白で磨かれた(カゼイン加工)美しい艶を特徴とします。

10年20年と使い込む本格革財布は、エイジングもオーナーの楽しみです。外装、内装ともに植物タンニンで鞣した革は、使うほどに艶を増し、独特の経年変化を見せてくれることでしょう

ロンドンブライドルで最高の1点

1 ロンドンブライドル・グラディアトゥール

この財布の特徴

外側にブライドルレザーをまとい、内部にはイタリアンレザーであるマットーネを使用した長財布です。丈夫で、高級感があり、収納性も高いです。個人的に文句なしの長財布です。

価格45,000円(税込み)
評価評価5
備考外側はブライドルレザー・内側はマットーネ・いずれも欧州産・日本製
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