【評価:85点】ペッレモルビダの解説と財布レビュー

今回は主に40代以上の男性に人気のペッレモルビダについて詳しく解説し、財布のレビューもしてみたいと思います。

全体的なバランスが良く、高評価となりました。

目次

ペッレモルビダの解説

日本発のレザーブランド、PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)。船旅に持っていきたくなるような、優雅で上品な大人の品格をコンセプトに革製品を展開しています。

革は国内外を問わず厳選した素材を使用。機能美を追求するため「ALL JAPAN MADE」を掲げ、デザインから製造までを日本国内で行っています。

ブランドの構想段階から関わってきたのが、現クリエイティブディレクターの干場義雅氏。ビームスの販売員を経て、「モノ・マガジン」「LEON」「OCEANS」などの人気ファッション誌の創刊に携わり、長年ファッション業界を牽引してきた人物として知られています。

画像引用:TORATO

干場氏が大切にしているのは、派手さではなく、ラグジュアリーなスタイル。素材の質感や柔らかいフォルム、サイズ感で上品さを表現しており、海外のエッセンスを感じるデザインも魅力です。

角が取れた現代のスーツスタイルにマッチするよう意識して作られているとのことで、ファッションに合わせやすく、かつ日常使いもできる万能さを備えています。

見た目の良さだけでなく、収納力や持ちやすさなど実用性も配慮され、使い続けることでブランドの完成度を実感できます。

ハイブランド並みの品質を保ちながら価格は良心的。雑誌掲載や別注を企画するなど、巧みなマーケティング力でブランドの認知度を上げてきました。

干場氏という明確な美意識の指針を得ることで、大人の男性が迷わず選べる革製品ブランドとして確かなポジションを築いています。

ペッレモルビダの財布徹底レビュー

ペッレモルビダで一番売れているというコンパクトウォレットをレビューします。三つ折り財布は比較的女性に好まれる形ですが、こちらのモデルは男性にも受け入れられる仕様なのでしょうか。

■ 素材

素材は、「オーヴァーロードサフィアーノ」という型押しレザーで、イタリアの老舗タンナー、ヌォーヴァ・オーヴァーロード社のものを採用。

1972年の創業以来高級レザーを世界中のメーカーに卸しており、取引先は公開されていないものの、著名ラグジュアリーブランドや職人から支持されているタンナーだと言います。

ニュージーランド原皮をクロムなめしし、表面にエンボス加工を施したこのレザーは、硬さがありながらも弾力があってしなやか。さまざまなサフィアーノレザーに触れてきましたが、ここまで柔軟性を感じられるものは初めてでした。

表面はさわやかな光沢があり、高級感も十分です。

■ サイズ

公式サイズは縦7cm、横10cm、マチ2.5cm。コンパクトで片手にすっぽりと収まります。厚みはそれなりにあるので、ズボンのポケットに入れると表に響いてもたつきます。持ち運びはバッグに入れるのが適しているでしょう。

■ コインスペース

コインスペースは財布の手前側にあり、札スペースやカードスロットとは別に分けられた独立型。開口部にマチがあるおかげで底面までしっかり見渡せ、コインを確実に取り出せます。物理的な幅の狭さはありますが、中身を把握できるので不便を感じません。

三つ折り財布の中には、コイン、札、カードがすべてがひとつのスペースにまとめた設計のものもありますが、コインを入れすぎると膨らんでしまい表のボタンが閉まらないことも。

その点、コイン独立型のこのモデルは、コインがある程度入っていてもスナップボタンが留まります。

■ 札スペース・ポケット

コインスペースの下にあるスナップボタンを開けると札スペースがあります。

財布を開いて向きを変えると広いスペースが2箇所あり、そのうちのひとつが札入れ、もうひとつがフリーポケットとのこと。どちらに入れても使い勝手は変わらないため、札を2箇所に分けて使うこともできます。横幅は19cm弱と余白は十分。内側にはナイロン系の裏地が貼ってあり滑りも良いです。

収納物の視認性を高めるため、革パーツの長さを段階的に変えているようです。

財布の外装革が一番長く、内側のポケットまで順に短くすることで、財布を開いたときに手前の革が張り、外に向かって口が緩く開きます。

両手で各ポケットをいちいち開く必要がないのは非常に便利ですが、内側のポケットが突っ張る感覚には慣れが必要かもしれません。

■ カードスロット

札スペースとポケットの奥には、カードスロットが縦入れ式で3箇所配置されています。幅は約6cmと十分に余裕があり、1箇所に複数枚収納も可能。新品状態でも3〜4枚入るため、スロット数の少なさを収納力でカバーできます。

■ ミニポケット

外装のコインケースと札スペース・カードスロットの間を活かしたミニポケットがあります。小ぶりながら乗車券やクーポン券などを一時的に入れておくのに役立ちます。

隠しポケットのような存在で、使い道を考えるのも楽しみになります。

■ 縫製

革と同色の糸で丁寧に縫製されています。先述した通り、革パーツの長さが異なるため縫い合わせるには綿密なテクニックが必要ですが、さすが日本の職人と感じさせる完成度です。

■ その他

コインスペース、札スペース・カードスロットの蓋にあるそれぞれのスナップボタンは、すべて直線上の同じ位置に取り付けられています。

そのため、蓋を上から押さえるだけで2箇所のスナップボタンが同時に留まります。財布をしまう行為は早ければ早いほど、自分にも会計を待つ後ろの人にも助かるもの。

パチッと心地良い音も鳴るので、ついクセになる操作感です。

【価格】29,700円(税込み)

■ 総評

「ミニマムスタンダード」が定着した近年に相性の良い財布です。

男性でも使いやすいデザインで、サコッシュやボディバッグなど小さなバッグを愛用している方に特におすすめ。一方で、ビジネスの場面ではややカジュアルに映るため注意が必要でしょう。

サフィアーノレザーで実現された柔らかな革質と、使いやすさを追求した各パーツの配置で一度手に取るとその良さを実感できるはずです。

長く愛用できる品質と価格のバランスは非常に優れていると言えます。

設立年2012年
主な価格帯20,000円~45,000円
年齢層40代~50代
製造地日本
品質高い

ペッレモルビダの人気財布2点

1 BA319-コンパクトウォレット

この財布の特徴

当ページでレビューした財布が一番人気となっています。

価格29,700円(税込み)
評価評価5
備考牛革を使用・日本製

2 BA310-ロングウォレット

この財布の特徴

薄い長財布も人気があります。イタリアで製造されたレザーが使われており、こちらも型押しすることで上品さと堅牢さを実現しています。薄いですが小銭入れが付いています。

価格33,000円(税込み)
評価評価5
備考牛革を使用・日本製
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