徹底比較!ガンゾとココマイスターの革財布はどっちが買い?

メンズの革財布で検索すると、よく目にするのが「GANZO(ガンゾ)」、「COCOMEISTER(ココマイスター)」。どちらも日本のブランドですが、どんな違いがあるのでしょう?7つの項目で徹底比較しました。

財布選びに迷っている人や、彼やお父さんへのプレゼントに財布を探している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

ガンゾはどんなブランド?

ガンゾ(GANZO)は、革小物の老舗メーカー・AJIOKA.が1999年に立ち上げたブランドです。

ガンゾは、良い革をしっかり味わえるシンプルデザインのプロダクトが魅力。素材選びから製造、仕上げまで日本の熟練職人の技術を生かしたものづくりを行っています。レザー好きや本物志向の男性から支持されています。

ココマイスターはどんなブランド?

COCOMEISTER(ココマイスター)は、2009年に林佑磨氏が創業した日本ブランドです。

「道具以上」のおしゃれで上品な財布を目指して、シンプルな中に遊び心を感じさせるアイテムを提案しています。ココマイスターの世界観はヨーロッパブランドさらながらですが、そこには日本の職人技術が息づいています。

では、ここから両ブランドを比較していきます。

【比較1】素材の品質 (革の種類)

画像出典:COCOMEISTER

ガンゾの魅力のひとつでもあるレザー。コードバン、ブライドルレザー、カーフといった人気のレザーはいずれも最高品質のものを用意しています。トカゲやスモールクロコといった表情のある希少なレザーも。シックな色合いで、革を楽しめるモデルが揃います。

ココマイスターは、なんといっても取り揃えるレザーの数がポイント。コードバンやオイルレザーなど、ヨーロッパを中心に選りすぐられた20種以上の革から選べます。編み込みや模様入りのデザイン、カラフルな色展開が見られ、デザイン性の幅も広いです。

どちらのブランドも高品質なレザーを使用しています。黒を基調に革選びを楽しみたいならガンゾ、より多くの選択肢から新しい革と出会いたい人にはココマイスターがおすすめです。

【比較】素材の品質ガンゾココマイスター
ブライドルレザー
イギリス(トーマスウェア社、J&E セジュイック社)イギリス
コードバン水染めコードバン:日本
シェルコードバン:アメリカ(ホーウィン社)
コードバンR.C.:ROCADO社(イタリア)
ほか
水染めコードバン:日本
シェルコードバン:アメリカ(ホーウィン社)
ロウ引きコードバン:不明
ほか

【比較2】価格帯

画像出典:GANZO

ガンゾの財布の価格帯は、3万円~30万円以上。シェルコードバンやクロコダイルなど高級レザーのモデルは20万円~ですが、そのほか多くの長財布は約3〜7万円以内で揃っています。

ココマイスターの価格帯は3万円~15万円台。コードバンなど高級革以外の、長財布は4~5万円台が中心。モデル数も100を超えるため、予算に応じて幅広い候補から選べます。

比較的リーズナブルな価格帯でも選択肢が多いのはココマイスターです。

【比較】価格帯ガンゾココマイスター
長財布30,000~320,000円30,000~150,000円
二つ折り財布40,000~250,000円28,000~100,000円

【比較3】デザイン性と使い勝手

画像出典:COCOMEISTER

ガンゾの長財布は、ミニマルデザイン。上品な大人男性ならではの武骨さを感じさせます。財布の構造もシンプルで、内側までほぼすべてレザーで仕立てられているため、革の経年変化をしっかりと楽しめます。カード入れの量やスマートな設計にもこだわられています。

ココマイスターは、スーツに似合うようなシックで男性的なデザインの財布が豊富。ベースはシンプル&クラシックで、細かなディテールに大人の色気が漂います。モデル数が多いものの、ただの量産ではなく、レザーごとに合う形や内側に合わせるレザーやライナーを考えられているのもポイントです。

どちらも大人の男性にぴったりのデザインが充実。シンプルな革財布を探しているならガンゾを、一癖あるデザインが好きならココマイスターをチェックしてみてください。

【比較】デザイン性ガンゾココマイスター
デザインシンプル、メンズライククラシック、紳士的
色展開ベーシックベーシック+カラフル

【比較4】ブランドの信頼性・知名度

画像出典:GANZO

ガンゾは、革の良さとミニマルなデザインで本物志向の男性から愛されているブランド。トレンドを問わず、経年変化を楽しみながら使えるアイテムが揃っています。サイトではレビュー機能がありませんが、公式インスタのフォロワーは1.8万人。また、アイテムのエイジングの様子を集めたアカウントがあり、1.6万人にフォローされています。

ココマイスターは、2009年にスタートしたまだ歴史の浅い日本ブランド。しかし、公式サイトのレビュー数が多く、リピート購入の口コミもあるなど、すでに愛用者が多くいることが伺えます。レビューから、自分用以外に親やパートナーへのギフトとしても選ばれ、満足度が高いことも分かります。公式インスタのフォロワーは1.8万人です。

フォロワー数は同じで肩を並べる人気があり、それぞれ信頼に値するブランドであることが分かります。

【比較】ブランド信頼性ガンゾココマイスター
ブランド創業年1999年2009年
公式インスタグラムのフォロワー数
(2025/8時点)
1.8万人1.8万人

【比較5】耐久性・縫製の丁寧さ

画像出典:COCOMEISTER

ガンゾは、細部まで日本の職人技を活かした、妥協のないものづくりを行っています。特に構造強化と仕上げ工程にこだわり、長く愛用してもらえるような耐久性を追求しています。

ココマイスターも、日本の熟練した職人によってプロダクトを製造しています。人間味のあるものづくりを大切にしながら、分業制を取り入れて、効率化をはかっています。

どちらのブランドの財布も、日本の職人によるクオリティの高さを感じられるはずです。

【比較】品質ガンゾココマイスター
製造国日本日本
スタイル熟練職人による丁寧な仕上げ熟練職人による丁寧な仕上げ

【比較6】アフターサービス

画像出典:GANZO

ガンゾでは、修理は有償で対応しています。ケア方法はサイトに記載があり、店舗でのケアはなさそうです。そのほか、公式サイトでの購入品に関しては、到着後7日間に限り返品できます。

ココマイスターは、会員になると無償で修理してもらえます。問い合わせフォームに加え、平日日中はカスタマーサポートに電話相談も可能。また、不良以外の場合でも、期間内であれば無料返品できます。

購入後のアフターサービスが手厚いのは、無料修理を行っているココマイスターです。

【比較】アフターサービスガンゾココマイスター
修理有料無料(要会員登録)
内容により有料、会員価格
問い合わせ方法メール電話、メール、問い合わせフォーム

【比較7】店舗数

画像出典:COCOMEISTER

どちらのブランドも、オンラインショップだけでなく、全国に実店舗があります。

ガンゾは関東・関西に4店舗。そのほか、全国の百貨店でも取り扱いされています。
ココマイスターは、関東・関西に6つの直営店を構えています。

それぞれ世界観を味わえる直営店を有するものの、実物を手に取りやすいのは全国で取り扱われているガンゾです。

【比較】店舗数ガンゾココマイスター
直営店4店舗6店舗
百貨店、セレクトショップ25店舗以上なし

まとめ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ganzococomeister_cocom05.jpg
画像出典:COCOMEISTER

ガンゾとココマイスター、いずれも高品質な革を使った大人の男性向けのレザー財布が揃っていることが分かりました。大きな違いは色やモデル数、アフターサービス、販売店舗。重視したいポイントによって、お好みで選んでみてください。

ガンゾまとめ

ガンゾでは、上質なレザーを生かしたシンプルで飽きのこないデザインの財布が豊富です。人を選ばないシックなカラー展開で、奇をてらわない王道のメンズ財布を探している方におすすめ!

革好きのファンも多く、百貨店などで取り扱っているため、実物をじっくり見て選びやすいのも魅力。モデル数はココマイスターには劣りますが、ギフトとしても選びやすい、間違いないラインナップが揃います。

ココマイスターまとめ

ココマイスターの財布は、とにかく種類が豊富。素材も色も充実のラインナップから選べるため、予算に応じた好みの財布を見つけやすいはず。革だけでなく、色や柄にもこだわりたい大人の男性におすすめ!

日本の丁寧な縫製に、高級感を感じさせるディテールが光ります。実店舗は東西ともに首都圏に限られてしまいますが、その分公式サイトでのレビューやアフターサポートが充実。お買い物しやすい工夫が施されています。

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