【オークバークウェスターリー】魂のレビュー

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オークバークウェスターリー・魂のレビュー

オークの樹皮から滲み出るタンニンによって鞣(なめ)されるココマイスター「オークバーク」シリーズは、1年以上の時間をかけて生み出される希少皮革を用いた贅沢な一品です。

 

 

あまりに時間とコストのかかる製法から、一部の最高級品にのみ使用される皮革として時を繋いできたオークバークが、革財布の形を取って新たな生命をふきこまれました。

 

とりあえず公式ページを見たい方はこちらからどうぞ。

 

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■時を刻んだオークの木を感じさせる革

まずは「オークバーク・ウェスタリー」の外観ですが、ヴィンテージ感を醸し出す、白くまだらな霞がかかり、まるで時を経た樹皮そのもので出来ているのではないかと思わせる雰囲気が漂います。

 

 

この斑(まだら)模様は一様ではないため、同じウォレットでも部分部分、見る角度などによって様々に表情を変化させます。

 

 

写真は「イングリッシュ・オーク」という色になりますが、いわゆるオーク色というよりは、薄い茶色・カフェオレのような感じです。あまり男性用の財布としては見かけない色のように思いますが、明るすぎず、暗すぎず、落ち着いていて何にでも合いそうです。

 

実はこのナチュラルな色は、オークの木そのものの色で染められています。色のバリエーションも「イングリッシュオーク」と「オイルブラウン」の2色のみで、革に含むオイルの量のみで濃淡の差を付けたものとなっています。

■オークの樹皮で鞣された最高級皮革

オークの木の樹皮(バーク)が含むタンニンによって鞣された「オークバーク」は遥か紀元前の昔にそのルーツを持ち、かつては数多くのタンナーが存在しました。しかし時代とともに、化学薬品を用いた近代的な鞣しが主流となる中、オークバークを製造するタンナーは殆ど淘汰されてしまったと言います。

 

 

1年にも及ぶ時間をかけて、じっくりとタンニンを皮に浸透させてゆく製造方法は、非効率でコストもかかります。しかしその古来からの製法は、オークバークにしかない耐久性や質感・粘りなどをもたらし、高級な靴のソールやインテリアなど、現在でもハイエンド市場から圧倒的な支持を得ているのです。

 

 

その高級皮革を、革財布に使うのはあまり事例がないようです。そういう意味でも、このウォレットは希少な一品と言えるでしょう。

■一本一本の個性があるウォレット

このウォレットは、一本一本、かなり「個性」を持っています。公式サイトなどの写真を見ても、当サイトの写真と随分違った感じに見えますが、手元の一本だと表革に走る白い筋が一本だけ太く、指先で触れると少し盛り上がっていたりします。

 

 

また、下はオークバークシリーズで同じイングリッシュ・オークカラーの一本(本体はラウンドファスナータイプのオークバーク・ブリストル)ですが、これまた全く違う見た目で、刷毛で左右に塗ったような跡が見え、色の濃度もかなり異なります。

 

 

例えば「自然の木目」などは、それぞれに表情が異なって当り前ですので、その違いを楽しむという事で良いと思いますが、もしこの辺りが気になる方は、出来れば店舗まで足を運んで、実際に手に取って選ばれるのが良いかもしれません。

■ココマイスターウォレットの中でも最大級の収納力

ココマイスターのウォレットはどれもデザイン的に非常に優れていますが、その中でも薄く・スマートであることを優先したものと、財布としての実用性を重視したものに分けるとすれば、このオークバーク・ウェスターリーは、後者の代表格と言えるでしょう。

 

 

こちらはウェスターリーをサイドから見た写真です。非常に美しいコバの処理と共に、かなりボリューム感のあるウォレットであることがわかります。お札入れ部分のマチが周囲にぐるりと施され、厚みも2.5cmあります。

 

 

こちらは100万円を収納したところですが、無理なくすっぽり収まります。しかも蓋の返し部分にも余裕があると同時に革が気持ち良くしなる為、100万円を入れた状態でも蓋がきちんと締まります。

 

 

(お札を入れたまま上蓋を閉じた状態)

 

 

また小銭入れ部分はマチが無いタイプですが、札入れのマチの中に設えられているため、多少膨らませても財布全体の厚みは変わりません。

 

 

更にはカードポケットが15箇所に、フリーポケットが4箇所もあり、こちらもココマイスターウォレットの中で最大級の収納力を誇ります。ポケットもきつ過ぎず、カードの出し入れがスムーズなのも高ポイントです。

 

 

(札入れの内側にある隠しポケットのようなカード入れ)

 

■最高級皮革を用いた実用的ウォレット

高級靴のソールに使用される耐久性の高い皮革。ココマイスター最大級の収納力。普段使いでの傷もあまり気にならないヴィンテージ調デザイン。使用する皮革の希少性から価格的にはかなり張りますが、オークバーク・ウェスタリーはココマイスターの中でも最高に実用的な一本と言えると思います。

 

 

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価格 70,000円
レザー

表面:欧州産オークバーク
内部:欧州産オークバーク
共に牛革

縫製地 日本

 

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