【マイスターコードバンハイフライヤー】魂のレビュー

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マイスターコードバンハイフライヤー・魂のレビュー

同シリーズのラウンドファスナータイプ・スカイスクレーパーとともに、硬く締まった繊維が美しい輝きとなめらかな手触りをもたらす、希少皮革・コードバンを外装に用いた贅沢なウォレット。

 

 

こちらハイフライヤーにはファスナーが付かないために、中身にすぐにアクセスできるとともに、側面のコバの美しさや、内装に用いられたイタリアンオイルレザーとのコントラストを常に楽しめる仕様になっています。

 

とりあえず公式ページを見たい方はこちらからどうぞ。

 

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■上品な風合いの水染めコードバン

馬の臀部から僅かに採取される皮を用い、数ある皮革の中でも特に希少とされる「コードバン」。コードバンの特徴については、同じくコードバンを用いた「マイスターコードバン・スカイスクレーパー」の頁でも詳しくご紹介していますので、合わせてご参照ください。

 

(写真左が「スカイスクレーパー」、右が「ハイフライヤー」)

 

 

ココマイスターのコードバンシリーズは、「染め上げ」という日本の伝統製法が施された「水染めコードバン」と言われるもの。水性染料での染めは、きめの細かいコードバンが本来持つ風合いをそのまま伝えてくれます。

 

■内装の美しさも十分に堪能

スカイスクレーパーとの外観上の大きな違いは、ハイフライヤーではコバの処理や内装の美しさが直接見えるところにあります。ハイフライヤーの側面を見てみると、コバが丹念に磨きこまれて、美しく処理されているのがわかります。

 

 

別角度で、もう1枚。

 

 

財布を閉じていても、内装のオイルレザーが少し顔を出すのがこのタイプの魅力です。このコードバンシリーズに使われている内装は、イタリアの名門タンナーと言われるバダラッシ・カルロ社製のイタリアン・オイルレザーになります。

 

 

オイルをたっぷりと含んで、非常にしっとりした触感の革で、ちりめん状のシボ模様と共に、豊かな質感をたたえています。

 

 

また財布全体に重みと柔軟さを与えているため、財布を机などに置いた時でも蓋部分が浮き上がりません。下の写真はブライドルレザー+ヌメ革の同タイプウォレットと並べてみたところです。細かい部分ですが、私は置いた時にきちんと蓋が閉じていてくれた方がすっきりして好きです。

 

(写真は左上:ジョージブライドルバイアリーウォレット、右上:ブライドルインペリアルウォレット、中下:ハイフライヤー)

 

■馬をあしらったロゴマーク

こちらは内側部分に刻印されるココマイスターのロゴ。コードバンシリーズのロゴには馬のイラストと、Meister Cordovanの文字が入っています。

 

 

ココマイスターのロゴマークは、シリーズによって変化するのですが、馬のイラストが入っているのは「コードバン」シリーズ以外だと、馬具用の革としての歴史を持つ「ブライドル」シリーズがあります。使用する皮革に合わせたこだわりが垣間見えますね。

 

■お札・小銭に収納力は△

次に財布としての機能的な部分を見ていきましょう。まずは全体的なサイズ感ですが、厚み2.3cmは最薄の部類ではないものの、シンプルなフォルムと、上で触れたように上蓋が柔軟なために、非常に薄く感じられます。手に持ったときも、適度な重量感が、高級感を醸し出します。

 

 

お札入れ部分は1箇所のみ。マチは上側だけのタイプです。

 

 

革の厚みが有ることも加わって、あまりたくさんのお札を入れると蓋が開いてしまいます。
下は左が100万円、右が50万円を入れてみたところです。緊急の場合は蓋を抑えれば50万円くらいまではOKですが、現実的にはレシートやカードも入れることを考えると、10万円程度に抑えておいた方が良いかもしれませんね。

 

 

こちらは小銭入れ部分。マチがついていませんので、あまりたくさんの小銭を入れる仕様にはなっていません。それでも内装のオイルレザーが柔らかいので、引っ張れば間口は広がりますが、奥の方に挟まった小銭を選別したり取出したりするのは少し苦労するかもしれません。

 

■秀逸なカードポケット

カードポケットは計15箇所。これはかなりの収納力且つ使い勝手が秀逸です。内装のオイルレザーが柔軟性に富んでいる上に、若干余裕を持ってしつらえられたポケットは、気持よくカードの出し入れを行うことが出来ます。

 

 

特に蓋側に付いているカードポケット5箇所は、縦にカードを収めるために、カードの上側1cmほどを残してカードがすっぽりと隠れてしまいます。この状態でポケットがきついと、カードを抜き出すのに本当に苦労しますが、このハイフライヤーの場合はかなりスムーズです。

 

厚めのプラスチックカードを5箇所全部に入れてしまうと、流石に少々きつくはなりますが、それでもきちんと出し入れが可能です。一般的な水準から言えば、かなり出し入れがしやすい部類に入ると思います。

■収納力よりも大人のレザーウォレットを求める人へ

このマイスターコードバン・ハイフライヤーは、上でも詳述したように、キャッシュの収納力にはあまり重点を置かれていないように感じます。その代わり、カードの収納力と使い勝手が優れていますので、日常的な決済はカードがメイン、キャッシュは予備という人にはぴったりです。

 

 

最高級の素材を用いて、財布を膨らませることなくスマートに持ち歩き、カードで決済。それがこのウォレットのスタイルと言えるでしょう。

 

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価格 67,000円
レザー

表面:国産コードバン(馬革)
内部:欧州産オイルレザー(牛革)

縫製地 日本

 

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