【クリスペルカーフカシウスウォレット】魂のレビュー

メニュー

クリスペルカーフカシウスウォレット・魂のレビュー

クリスペルカーフ・カシウスウォレットは、ラウンドファスナータイプのウォレットで、表面に「水シボ」と呼ばれる、流れるようなシボ模様を持ちます。全体的に非常に上品で、財布自体も薄く軽く仕上げられているため、スーツポケットに入れてもスーツの型崩れを起こすこと無く携帯できます。

 

 

ボックスカーフを用いた高級志向と落ち着いた雰囲気は、フォーマルシチュエーションにもぴったりで、大人の一品と言えるでしょう。

 

とりあえず公式ページを見たい方はこちらからどうぞ。

 

公式ページを見てみる

■軽く美しい光沢の最高級ボックスカーフ

このウォレットに用いられる「クリスペルカーフ」という皮革は、ドイツの名門タンナー、ベリンガー社の手による最高級ボックスカーフを使用しています。1860年代から同社で製造している伝統の皮革は、艷やかな光沢を有し、光が当たると表面のシボ模様に滲むように銀面に広がり反射します。

 

 

ボックスカーフは、生後間もない仔牛の皮をから、クロム鞣しによって造られます。ココマイスターのウォレットの多くは、牛革を植物タンニンで鞣す方法により造られていますので、このカシウスウォレットはそういう意味でも特徴的なウォレットと言えるでしょう。

 

 

クロム鞣しは、現在広く一般的に革製品に適用されている鞣し方法ですが、タンニンを時間をかけて皮に染み込ませる事で重くなるタンニン鞣しに比して軽く、安定した美しい銀面を有するのが特徴です。革に重厚さと、エイジングを求めるならタンニン鞣しに分があるでしょうが、カシウスウォレットの場合はそれとは違う方向性を目指していると言えると思います。

 

 

つまり「軽く」て「安定的な光沢感」が長く持続し、独特な流れるような「水シボ」で更に高級感も演出しているのが、カシウスウォレットです。公式サイトでは「更に経年変化も楽しめる」とありますが、特に経年変化を楽しみたいのであれば、他のウォレットを選択する方が良いでしょう。

 

(下は、右がカシウスウォレット。左が同じクリスペルカーフを用いた、ロシュウォレット。)

 

 

こちらは、ココマイスターの代表的な人気ウォレット、ブライドル・グランドウォレットと並べてみたところです。同じラウンドファスナータイプですが、カシウスウォレットの方は内外装ともにクリスペルカーフを用いている事もあり、薄く、重量もグランドウォレットの190gに対して150gと20%以上も軽量になっています。

 

■特徴的な「水シボ」模様

さて、上でも触れた独特の「水シボ」についてもう少し良く見てみましょう。皮革製品には、シボと呼ばれる細かい紋様が付けられているのを多く目にします。革の風合いを表現すると共に、傷が目立ちにくくなる、手に馴染むなどの効果があり、不規則に並ぶちりめん状のシワのような形状が一般的ですが、「水シボ」の場合は、一方向に水で流されたような模様になっています。

 

 

シワ模様が一方向に揃っている為、独特の光沢を放っていますね。更に近寄って見てみると、シワが揃って流れている様子がよくわかります。

 

 

この美しい銀面の輝きから、ボックスカーフは高級革靴やハンドバックの表革などとしても使用されます。

■軽く、薄く、収納力も大

さて次に、財布としての機能面を見ていきましょう。上でも触れたように、ラウンドファスナーで2cmに抑えられた薄さ+軽さが最大の特徴と言えますが、それにプラスして、かなりの収納力を誇ります。下の写真は100万円相当のお札を入れてみたところ。内装もクリスペルカーフ仕上げの為に、マチの部分も薄く出来ており、小銭入れを挟んで片側に50万円ずつが収まりました。

 

 

但し撮影に使用したのは模擬紙幣で実際より若干小さい為、実物ではもう少し少ないかもしれません。上の状態で、ファスナーを閉めるとこんな感じです。厚み的にはOKですね。

 

 

カード類は左右に4枚ずつ、計8枚収納が可能なポケットが付いています。また、カードポケットの外側に、領収書などを収められるフリーポケットが2つ付きます。

 

■きつめのカードポケット

ここでちょっと気になったのが、カードポケットのきつさです。新品状態でテストしたので致し方無い部分もありますが、かなりきついのです。撮影に用いた個体では、左上奥のポケットが特にきつく感じました。個体差もあると思いますし、使用しているうちにある程度はフィットしてくるようにはなると思いますが、これまで試してきたココマイスターウォレットの中では一番きつい部類でした。改善を求めたい部分です。

 

 

また、これはこのウォレットに限らず、ラウンドファスナータイプ全般に言えることですが、特に奥側のカードは抜き出す際にファスナーに当たるため、出し入れのしづらさを感じます。

 

 

よく使うカードについては、お札入れ部分に入れておくのが良さそうです。ラウンドファスナーの場合は、どこに入れても中身を落とす心配が無いのも良いですね。

 

 

最後に小銭入れ部分です。こちらは写真のように片側にマチがついていますので、非常に使いやすくなっています。あまり小銭をたくさん持ち歩く財布ではないと思いますが、奥に挟まった1円玉などでも、これであれば取出しが簡単です。

 

■大人向けのウォレット

このカシウスウォレットは、フォーマル〜ビジネス用途の大人向けウォレットと言えると思います。あまり中身を詰め込まずにスマートに持ちたい、シンプルなフォルムが好きだけどこだわりのある革財布が良い、という方にはお薦めの一本だと思います。

 

 

公式ページを見てみる

 

価格 63,000円
レザー

表面:欧州産クリスペルカーフ
内部:欧州産クリスペルカーフ
共に牛革

縫製地 日本

 

■ クリスペルカーの関連記事

 

クリスペルカーの長財布を2つ厳選

◆◇◆ 関連商品 ◆◇◆

クリスペルカーフ・ロシュウォレットの特徴

クリスペルカーフを用した、折り畳みタイプで薄さにこだわった長財布。その光沢と適度なシボ感が大人の魅力を引き立てます。こちらはビジネスシーンにおすすめです。

価格 54,000円
評価 評価4
備考 外側内側ともに欧州産ボックスカーフ・縫製地は日本