【メンズ】栃木レザーの長財布とコンパクト財布｜ブランドも厳選

こちらのページでは栃木レザーのL字ファスナー財布をご紹介します。コンパクトタイプ1点、長財布2点の計3点です。

栃木レザーのコンパクト財布1選

栃木レザーの長財布2選

栃木レザーとは？

栃木レザーは栃木レザー株式会社が製造している革のことを指します。

栃木レザー株式会社は昭和12年創業の皮革製造メーカー（タンナー）であり、昔ながらの手間のかかるなめし工程を守っています。

栃木レザーはこんな革

天然由来の植物タンニンでなめされたレザーをベジタブルタンニンレザーと言いますが、栃木レザーは全て天然由来の植物タンニンで鞣されており、“フルベジタブルタンニンレザー”と言われます。

なめしで使うのはミモザの樹皮から抽出された樹脂のタンニン。革が本来持つ風合いを生かした製法であり、使うほどに革の油分がにじみ出てきます。

従って、エイジング（経年変化）が栃木レザーの一番の特徴と言えます。

上の画像のように新品の財布と2年使った財布では、風合いがかなり違うのが手に取るように分かりますね。

また、芯通しと言って革の内側（芯）まで染色するので、キズが付いても目立ちにくいのも特徴です。

■ 環境にも配慮されている

有害な物質を排出する薬品は一切使用しないため、ほぼ100％土に還ります。

さらに製造工程で生じる排水の処理にも薬品を使わず、綺麗にろ過して浄化した上で川に流します。

環境に優しいレザーと言って過言ではないでしょう。

栃木レザーの種類

栃木レザーには基本のヌメ革と、加工を施したサドルレザー、プルアップレザー、シュリンクレザー、バケッタレザーなどがあります。それぞれの加工方法と特徴について解説します。

■ ヌメ革

ヌメ革は最低限の処理で作られたレザーです。

特徴は、丈夫で型崩れしにくく、革本来の風合いを感じられることです。また、時間が経過するほど色艶に深みが増すなど『エイジング』を楽しめます。

■ サドルレザー

サドルレザーは、ヌメ革を作る工程にオイルを染み込ませる工程を加えたものです。特徴は丈夫で硬めの質感です。

また、表面にガラスのローラーで磨く「グレージング仕上げ」を施すことで、なめらかで高級感のある光沢を実現しています。

なので、柔らかくしなやかな触り心地が好きな人には向かないかもしれません。

■ プルアップレザー

プルアップレザーはサドルレザーよりも多くのオイルを革の芯まで染み込ませています。特徴は、耐久性・撥水性に優れ、エイジングにより黒っぽく深みのある色に変化していくことです。

また、うるおいのある艶とオイルが溶け出すことにより、革が柔らかくなっていく触り心地が魅力です。

■ シュリンクレザー

シュリンクレザーは革の表面を収縮させて細かなシワを出すシュリンク加工が施されています。特徴は丈夫で耐久性は高く、シワがあることで品のあるやわらかさと高級感があります。

また、シワがあることで傷が目立ちにくく汚れもつきにくいです。

しかし、エイジングは起こりにくいです。購入時の色合いのままで使いたい方に向いています。

栃木レザーでおすすめの財布2選