※ この商品は販売終了しました。
「クリスペルカーフ」はドイツの名門タンナーが生み出す、欧州最高級のボックスカーフを用いた皮革で、「水シボ」と呼ばれる、まるで水の流れのような風合いを最大の特徴とします。キメ細かいシボ模様に光があたると、表面全体を覆うように光が拡散する様子は、他の皮革ではあまり例を見ません。また、156gという重量も、ラウンドファスナータイプとしては軽く、フォーマル用途に一本もっておきたいと思わせてくれるウォレットです。
【タイプ】ラウンドファスナータイプ
【外装】クリスペルカーフ
【内装】クリスペルカーフ、ヌメ革
【価格】63,000円(税込)
評価内容
【スコア】総合:87点
①機能性:85点
ラウンドファスナータイプとしてはとにかく「軽い」というのが一番の特徴です。ファスナー付きで中身をしっかり保護するラウンドファスナーながら、150~160gという軽さは、フォーマルスーツのポケットに入れてもスーツフォルムを崩すこと無く携帯できそうです。
②質感:95点
光が当たると、「水シボ」と呼ばれる一定方向に流れるようなシボ模様に沿って拡散し、美しい反射を見せます。
ただし、爪などの固いものでこすってしまうと傷がつきやすい印象です。美しさを保つには、取り扱いに注意が必要でしょう。
③コンパクト性:90点
重さもさることながら、厚みも20mmと、ラウンドファスナータイプとしては最薄の部類に入ります。
④収納力:85点
ファスナー付き小銭入れ、8つのカードポケット、2つのフリーポケット、2つのお札入れという構成は他のココマイスターラウンドファスナーと同じ仕様ですが、このフォーマルユース向けとも思われるこのウォオレットの性格上、あまり多くを詰め込むのには適さないように思います。
⑤小銭入れの使いやすさ:90点
小銭入れについても、あまり膨らませて使用するのはそぐわないように思いますが、片側に大きなマチがついていて、小銭入れ自体の使い勝手は非常に良好です。
⑥お札入れの使いやすさ:85点
お札入れ部分には左右それぞれに大きなマチがついており、片側約5cmほど開きます。
使い勝手としてはごく一般的なものといえるでしょう。
尚、カード入れが8しかない分、よく使うカードはこのお札入れ部分を共用することになると思います。
⑦カード入れの使いやすさ:75点
手元の個体は、カード入れがかなりきつく、少し厚めのカードだとねじ込むような感じになっていまいました。
この辺りは使用する内に、多少は革が伸びるとは思いますが、あまり使い勝手が良いとは言えないでしょう。
⑧管理人のお気に入り度:85点
表面に傷がつくと少々目立つため、普段使い用としては取り扱いに注意が必要な面もありますが、薄く、軽く、貴ひんに溢れるウォレットは、フォーマル用に1本欲しいと思わせてくれます。ただ、管理人的には、フォーマル用であれば、同じ「クリスペルカーフ」を用いた、ラウンドファスナーではない「クリスペルカーフ・ロシュウォレット」の方が好みに合っているように思います。
【総評】
価格相応の高級感を持った、クリスペルカーフカシウスウォレットは、シニアのビジネスウォレットもしくはフォーマルな場所に携帯したいウォレットと言えるでしょう。
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