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FUJITAKA(フジタカ)の解説と長財布徹底レビュー

今回は大阪を中心に財布のシェアを伸ばしているFUJITAKA(フジタカ)について詳しく解説し、財布のレビューもしてみたいと思います。

フジタカの解説

 

「フジタカ」は、大阪で1940年代から続く鞄・小物ブランド商社(株)イケテイが、創業時から展開している国産プライベートブランドです。「フジタカ」は更に、最高級ラインの「フジタカギャラリー」、ジャパンモダンの「フジタカ」、こだわり雑貨小物の「フジタカアクセサリーズ」、カジュアルスタイルの「FT by FUJITAKA」など、それぞれの商品特性に合わせたブランドラインに分かれています。

 

 

これらのブランドラインに共通するのは、日本の伝統や佇まいといったものを大切にする心。「日本の風土・習慣・情緒・美」を、それぞれのブランドラインに合わせてひとつひとつ職人の手仕事で反映させており、モダンでありながら、どことなく懐かしさや情緒を感じるのがフジタカの特徴と言えるでしょう。

 

長財布、小銭入れ、名刺入れなどの革小物類を中心に扱う、フジタカアクセサリーズにおいてもそれは同じで、日本の伝統技法である風琴マチ、コーナーの菊寄せ処理、コバの磨き上げ手法、更には「和」を感じさせるカラーステッチなど、様々な工夫が取り入れられています。

 

伝統を重んじ、新しさも取り込みながら高い品質を誇る製品は、自社工場を持ち、企画から製造までの一貫生産と技術継承を可能にしたものづくり体制によって支えられています。

店舗情報 & 訪問記

フジタカの製品を製造している株式会社イケテイの直営店、IKETEI VILLAが東京と大阪にあります。今回は大阪のお店を見てきました。

 

 

イケテイはフジタカの他に、もう少し廉価なIS/IT(イズイット)というブランドも展開しています。お店ではその2つのブランドの製品を見ることができます。

 

フジタカは日本製で、IS/ITは中国製です。そのため、フジタカの財布やバッグがちょっと高いと感じたら、IS/ITを検討してみると良いと思います。

 

品数は多くありませんが、他のブランドよりも洗練された革財布が置いてありました。以下でレビューする財布に一目惚れして、その場で購入しました。ちょっとしたアクセントでここまで印象が違うのかと驚きです。

 

ここはココマイスター大阪店GANZOの大阪店に徒歩で行ける所にありますので、合わせて行ってみると良いと思います。

 

IKETEI VILLA 店舗情報

フジタカ・徹底レビュー

 

和モダンなテイストが漂うフジタカのウォレットの中でも、管理人が一目見て気に入ったのが、FUJITAKA ACCESORIESの「長財布 ラウンドファスナー カード段16 オイルコードバン フォール No.614608」です。

 

 

ぱっと見は非常にオーソドックスな見た目とサイズの、ラウンドファスナーコードバンなのですが、要所要所にオーナーの心をくすぐるようなポイントが散りばめられているウォレットです。

 

 

まずは外装のオイルコードバン。いかにもコードバンらしいスムーズな手触りの表面は、自然なツヤ感を持ち、尚且、タフな使用にも耐えてくれそうな安心感があります。鞣し工程でたっぷりのオイルを含ませてあるため、当面はメンテナンスフリーで、使用することによって自然なツヤが保たれると思います。

 

 

外装の刻印は、片側が富士山の上に鷹が位置するシンボルマーク、反対側がロゴになっているのですが、いずれも凹凸の大きい、力強い刻印で目を引きます。

 

 

更にシンボールマークのある側のサイド部分には、手かがりのカラーステッチ。それほど目立たないのですが、「藤」「桜」「梅」「若竹」「小豆」「銀鼠」「臙脂」「漆喰」「漆黒」の9色からなるステッチは、見る度ににんまりしてしまいそうな、不思議な魅力を放ちます。

 

 

シルバーカラーのファスナーも、開閉はスムーズで、色合いも全体の雰囲気に絶妙にマッチしています。

 

 

内装もフジタカ独自のテイストが満載です。まず大きな特徴としては3室構造となっていること。ちなみにどれも一番大きな1万円札が収まるサイズになっていますので、お札やレシートの仕分けは非常にやりやすいと思います。

 

 

内装に使われている革は、外装と対照的な色合いのアニリンレザーと柔らかいバックスキンの組み合わせ。全体的に薄くしなやかな造りになっていて、ウォレット全体の厚みも25mm程度に抑えられています。

 

 

カードポケットは16枚分が用意されているのですが、この内4枚分は、2つの中仕切りに2枚分ずつ設置されています。通常、長財布のカードポケットは、数を確保するために横方向に2枚分が並んでいるのが常ですが、このウォレットの場合は縦に並んでいて横方向には1枚分のみの造りです。これによって、ポケットのサイズにかなりの余裕が生まれており、中仕切り部分のポケットは非常にスムーズなカード出し入れが可能です。

 

 

これは日々使用するSUICCAなどの移動系カードや、コンビニのポイントカードの使い勝手を格段に向上させる構造です。中仕切り部分なので、取り出す際にファスナーに引っ掛けることが無いのも大きなポイントでしょう。

 

 

また片側の中仕切りにはファスナーがついていて、小銭入れになっています。小銭入れ部分にもマチがついているため、これも非常に使い勝手が良いのですが、更に革が柔らかいために開口部分が左右に大きく広がります。左右に引っ張った状態で間口を計測するとなんと10cm。これほど開く小銭入れはあまりないのではないでしょうか。

 

 

価格は58000円+消費税。決して安いとは言えませんが、以上見てきたように、デザイン面でも実用面でも数々の特徴を備え、また希少なコードバンを用いていることを考えると、良心的な価格設定ではないかと思います。

 

 

最高級の皮革に、日本的な味わいを加えたこのウォレットは、自分用としても満足の一本となること間違いなしですが、海外の方へのプレゼントなどにも面白いような気がします。

 

 

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